ロジクールはワイヤレススピーカー“UE BOOM”の最新モデル『UE MEGABOOM WS900』の発売を開始しました。実売価格は3万2400円です。
↑UE MEGABOOMの赤色。 |
今回はMEGABOOMの実機を手に入れましたので、実際に開封して使いながら特徴などをご紹介します。
●とっておきたくなる筒状の箱
↑高さはiPhone6の約2倍。ただし、標準サイズのUE BOOMの外箱を等倍で大きくしたわけではなく、ロジクール社によると「販売店の陳列棚に入るように高さを調節しました」とのこと。 |
BOOMシリーズと言えば、テニスボールを入れておくような筒状の箱で店頭に置かれています。サイズアップしたMEGABOOMもそのデザインを踏襲。
↑まわりのカバーを外して側面を開くと、製品が顔を出します。 |
↑製品の奥には充電用のACアダプター、底の部分にはUSBケーブルが入っています。 |
↑ACアダプターとUSBケーブルは本体がどの色でも黄色一色です。 |
●大型化で高音質&大音量、長時間駆動を実現
↑本体のサイズ感はいろはすの1555mlペットボトルの胴の部分とほぼ同じ(編集部ナベコさんに「お酒のビンとかありませんか?」と聞いたところ、「今はこれしか……」と言われたのですが、目が泳いでいた気がします)。 |
MEGABOOMは単にBOOMを大型化しただけではありません。防水性はIPX4からIPX7に向上し、プールや風呂場でも使え、表面の水洗いも可能です(水没は不可なので注意)。Bluetooth Smartにも対応し、最大30メートル間の接続も可能。連続再生時間は最大20時間と、バッテリーを気にせず音楽を楽しめます。
↑上面には電源ボタンとBluetoothの接続状態を示すLEDライトがあります。 |
↑底面には充電用のマイクロUSB端子とオーディオ入力。内側にはパッキンがあり、防水性の高さがうかがえます。 |
↑スピーカー部は肌触りのいい布製。重さは877グラムと、見た目より非常に軽いです。ちなみに、大きな“+”と“-”マークは音量ボタン。“-”部周辺には対応Android端末をワンタッチでペアリングできるNFCが埋め込まれています。 |
同社いわく今回のコンセプトは「やはり音楽は複数人で楽しんで欲しい。パーティー会場やプールサイドなどで活用して欲しい」とのこと。個人的には配線要らずでシンプルに使える大音量・高音質スピーカーになるため、個人経営のカフェやレストランなどのBGM再生や学校の授業などの法人・教育向けにもピッタリだと思いました。
↑周波数特性(公称値)は65Hz〜20kHz。実際に聞いてみたところ低音も良く聞こえました。 |
↑屋内では2メートル以上離れていても、50%程度で十分と思える音量が出ます。屋外でもしっかりと表現してくれそう。 |
●ワイヤレスでの電源ON/OFFが可能やソフトウェアアップデートが可能に
MEGABOOMにはiPhone、Android向けに専用アプリが無料で配信されています。イコライザー機能やアラーム機能などはBOOMなどと同等。MEGABOOMでは、新たにアプリ上からの電源のON/OFFの切り替え操作、アプリを通してのファームウェアアップデートに対応しました。さらに、近日MEGABOOMとBOOMのダブル接続にも対応予定です。
↑電源が切れている状態。製品イラスト上部の電源アイコンをタップすると、ONに。 |
↑電源が入ると正面の製品イラストが着色されます。 |
↑ただし、MEGABOOM同士のダブル接続をしている場合、スマホと直接つながっているMEGABOOMしか電源を切り替えられません(なお、MEGABOOMは一定時間音が再生されないと自動で電源が落ちる仕様になっています)。 |
↑“詳細”画面からMEGABOOMのファームウェアの状態を確認できる。 |
↑イコライザー機能。 |
↑アラーム機能。 |
ワイヤレスでの電源ON/OFFは小さな機能追加ではありますが、実際にワイヤレススピーカーを使うシーンを考えるとかなり便利。また、ワイヤレスアップデートの対応で、今後提供される新機能を手軽に使えるのでこれは、“進化するスピーカー”と言っても過言ではありません(既存機種もPC経由でのアップデートには対応しています)。
アウトドアなどで音楽を手軽に楽しみたい。大音量スピーカーをすぐに導入したい。そんな方はぜひチェックしてみてください。
●関連サイト
UE 該当製品ページ
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