ソニーは同社が独自に開発した高音質コーデック“LDAC”に対応したワイヤレスポータブルスピーカーを複数発表した。
SRS-X55
サブウーファーを搭載したワイヤレススピーカー『SRS-X5』の後継機。2月21日発売予定で、予想実売価格は2万5000円前後。2.1chスピーカーとサブウーファーのバランスを調整。ACアダプター接続時の最大出力はSRS-X5の20Wから30Wへ向上した(バッテリー使用時は20W)。新DSP設定で小型ながら最大ボリューム時の音質を改善したとしている。
↑手前がSRS-X55。見た目は奥のSRS-X5と見分けがつかないほど変わらない。 |
高音質デジタルアンプ技術“S-Master”や、圧縮音源をハイレゾ音源相当にアップスケーリングする“DSEE”に対応。また、“NFC”で対応スマホやウォークマンとワンタッチで接続できる。
Bluetooth A2DPの“SBC”や“AAC”といった従来のコーデックに比べ、最大約3倍の情報量で楽曲を無線伝送できる“LDAC”に対応。なお、“LDAC”は2月14日に発売する予定のウォークマン『NW-ZX2』が対応している。また、すでに発売済みのAシリーズ『NW-A16』、『NW-A17』の2モデルが4月のアップデートで対応する予定だ。
SRS-X33
デュアルパッシブラジエーターを搭載し、小型ながら迫力ある重低音を再現する『SRS-X3』の後継機。3月14日発売予定で、予想実売価格は1万7000円前後。
10W+10Wのスピーカーユニットを新たに採用し、パッシブラジエーターは新形状で搭載。ボーカルの音質を改善しているという。“S-Master”、“DSEE”に加え、“LDAC”に対応する。
↑カラバリは従来のブラック、ホワイト、レッドにブルーを加えた4色。専用のカバーも別売りで用意されるようだ。 |
↑体積比はSRS-X3(右)よりも20%小型化。重量が850グラムから730グラムと120グラム軽量化して、より持ち運びやすくなった印象。 |
SRS-11
防水の小型スピーカー『SRS-X1』の後継機。2月22日発売予定で、予想実売価格は9000円前後。カラバリはブラック、ホワイト、レッド、ピンク、ブルーの5色。
↑見た目はボールのような外観の従来機(右)と比べ、ほかのモデルと同じく立方体型に刷新。上部には電源、音量調整に加え、スマホと接続した際に電話に応答できるハンズフリー機能用のボタンを備える。 |
↑フックに掛けたり、持ち運びに便利なシリコンストラップも付属。 |
手のひらサイズながらデュアルパッシブラジエーターやNFCを搭載。10W出力で12時間の長時間連続再生が可能としている。また、背面の“add”ボタンひとつでペアリング。2台でステレオ/2台ともモノラル、といった2つのモードを切り替えられる。
●関連サイト
ソニーのスピーカー製品サイト
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります