映画も好調で2015年もブームが続く『妖怪ウォッチ』。
昨年は『DX妖怪ウォッチ』やら『妖怪ウォッチ2 真打』やらをひととおり買い、ほっとひと息したのもつかの間、またおそろしいものが発売されてしまいました……。その名も『妖怪Pad』。
『妖怪Pad』はTVアニメなどでもおなじみ、執事妖怪のウィスパーがいつももっているタブレットで、妖怪のことならなんでもわかる『妖怪ウキウキペディア』が搭載されており、子どもたちに大人気のアイテムです。さっそく手に入れることができました。
■妖怪ウォッチの大物新作玩具とは?
妖怪必携のタブレット『妖怪Pad』
妖怪の世界のタブレット『妖怪Pad』は本体、タッチペン、妖怪メダル2枚が付属。バンダイから発売中。価格は定価8424円。
さらに最新メダルも発売!
最新の『妖怪メダル零 真打』やガチャガチャの『妖怪メダル零 Vol.3』も同日発売。映画にも登場したマスターニャーダが人気です。
■価格の高さに買うべきか悩む親が続出
『妖怪Pad』の価格は定価8424円。決して安くはありません。むしろ、妖怪ウォッチ関連のおもちゃとしては最も高い部類に入るため、買うのに躊躇する方も多いようです。そこで今回、手持ちの170枚のメダルで遊びつくして、その魅力やどんな人が買うと一層楽しめるか検証してみました。
ちなみにこの『妖怪Pad』、原作では『妖怪ウォッチ』と同じくスティーブ・ジョーズ博士が開発しており、妖怪の世界ではネットでも販売されています。しかも、トイレに流されても動いているあたり、耐水・対衝撃を備えた頑丈仕様と推測されます(注:あくまでアニメの話です)。
発売前に『妖怪ウォッチ』大好きの6歳園児に『妖怪Pad』の魅力を聞いてみました。
「えーぜったいかうでしょ!」
「なんと、15しゅるいのアプリがはいっていて、いろいろあそべるんだよ!」
「あとね、イチゴニャンとかのメダルもついてくるし!」
「これさえあればウィスパーはいらないよ、ママ!」
やけに詳しいと思ったら、アニメの間に流れているCMの宣伝文句をそのままでしたよ。でも、妖怪のことがなんでもわかるし、今までのメダルが全部使えるという点は大いに魅力を感じているようです。
■『妖怪Pad』の魅力を検証
遊べるアプリが豊富でメダルもゲットできる
まずはアプリの豊富さ。プリインストールされている15種類のアプリにくわえ、イチゴニャンとスティーブ・ジョーズのメダルまで付いてきます!!
さて、『DX妖怪ウオッチ』も3DSゲームも持っている我が家は悩みましたが、“タブレット”というガジェットに心惹かれ、購入を決意。ネットでは予約の時点で即日完売していましたが、運よく近場のおもちゃ屋さんで予約ができました。
1月17日発売日当日、予約したお店へ行って無事妖怪Padをゲット。袋からパッケージを出してみたわたしと息子の第一声。
「……あれ、ちいさくない!?」
iPhone6より小さい!
妖怪PadとiPhone6を横に並べてみると高さはiPhone6より小さい。そのぶん厚さはかなりあります(写真は、上からiPhone6、妖怪Pad、Kindle、iPad Air)。
幼児にはジャストサイズ
妖怪ウォッチが大好きな小さい子どもたちにはピッタリの大きさです。
実は“妖怪のタブレット”というだけに勝手にiPad miniぐらいの大きさのをイメージしていたので、そのコンパクトさに意外な感じ。しかし、開封してみると……小さいと思っていた本体ですが、厚みもあり、子供が手にもつにはちょうど良い大きさ。赤外線機能も付いており、外に持って行くことも多いので、これ以上大きいと大変そうです。
液晶パネルは指タッチでもオーケー。感度は良いですが、液晶が小さいため、指の大きい大人が使う際は、付属の専用ペンがオススメです。
ホーム画面もタブレットふう
ホーム画面はアプリのアイコンがズラリと並んでおり、スマホやタブレット感覚でタッチして遊びます。通信機能は赤外線通信のみ。
アプリは全15種類。注目は、やっぱりなんといっても『妖怪ウキウキペディア』と『妖怪大辞典』。あとは、電卓や時間割、時計、メッセージアプリなどのアクセサリー機能があります。
注目アプリ1『妖怪ウキウキペディア』
『妖怪ウキウキペディア』はウィスパー御用達の超便利アプリ。
380種類以上の妖怪の情報が見られます。メダルを読み込むことによって追加情報が見られる妖怪もあります。
注目アプリ2『妖怪大辞典』
手持ちの妖怪メダルを読み込んで登録できる『妖怪大辞典』。
数やメダルの種類によってトロフィーがもらえ、妖怪Padで使えるポイントやコインが貯まります。
注目アプリ3『妖怪ゲラゲライン』
2台の妖怪Padどうしでメッセージを送りあえる『妖怪ゲラゲライン』。
この記事を書いていて、ようやく『ゲラゲライン』が『LINE』のダジャレだということに気付きました。会話はメッセージを選ぶ形式なので、小さい子どもなら楽しめそうです。
そのほかにもいろいろな機能があるので、ぜひ動画でチェックしてみてください。
妖怪Padには魅力がたくさん
残念ながら、『DX妖怪ウォッチ』との連携は無し。まあ、もともと原作でも妖怪ウォッチとの連携はなかったので、そのへんは想定内。妖怪Pad自体にはゲーム要素はなく、妖怪ウキウキペディアで妖怪を調べたり、妖怪メダルと連携させたり、ガシャガシャをしたりといった機能がウリと言えます。
ちなみに、コインは毎日のログインでも貯まるため、妖怪メダルをあまりもっていなくても遊べる仕様になっています。
■幼児はどんなふうに遊ぶのか
6歳の息子に渡してみたところ、家中のメダル(約200枚ほど)を集めて、ひたすら妖怪Padに読み込ませていました。2時間ちかくかけて170枚を読み込んだ結果、9万5050ポイント、コインは211枚になりました。
1日で“コイン”がこんなに貯まりました!
家中のメダルをかきあつめた結果、あっという間にコインが貯まっちゃいました。重複したメダルはカウントされません。
ちなみに、従来のグレーのメダルと緑色のZメダル、2種類のジバニャンメダルをもっていた際は、それぞれ別のメダルとして妖怪大辞典に登録されますが、青い必殺技メダルは初代かZとして認識されるため新しく登録されることはありません。
また、大吉メダルやご当地メダルは“大吉”、“ご当地”にそれぞれまとめて分類されます。
読み込むのが楽しい!?
妖怪大辞典はメダルを読み込んでコインを貯めるのが楽しく、コレクター魂を刺激します。全国の妖怪メダル収集家が狂喜乱舞しそうです。
■ズバリ、妖怪Padを買うべき人は?
というわけで、妖怪Padを買おうと迷っている方、以下に該当する方にはおススメです。
・新旧の妖怪メダルをたくさん持っている人、これからメダルを集めたい人
・子供のお友だちが妖怪Padを持っていて通信機能で遊びたい人
・公式サイト『妖怪ウォッチ妖怪メダランド』でポイントを集めている人
特に、『妖怪ウォッチ妖怪メダランド』用のQRコードがゲットできる『妖怪ガシャガシャ』機能は地味にうれしい! QRコードを『妖怪メダランド』で読み取るとポイントが貯まり、超レア“レジェンドメダル”が当たるキャンペーンに応募できるため、これを目当てに妖怪Padを買う人もいそうです。
『妖怪ウォッチ妖怪メダランド』QRコードがゲットできる
妖怪ウォッチ関連おもちゃの新情報のほか、会員になるとレアメダルのキャンペーン応募やおみくじバトルなどが楽しめる『妖怪ウォッチ妖怪メダランド』。
■子供からの評価
たっぷり遊んでいた息子に、次のお出かけにどのおもちゃをもって行くかたずねたところ、即答で「妖怪Pad!」と返事が返ってきました。まだ目新しいのもあるかと思いますが、いわく、
・軽くていい
・お友達に見せられる
・妖怪のことがわかっていい
そうです。特に、お友達と遊べるという点は大きいみたいですね。
もう夢中!
6歳の息子は、妖怪メダルをひととおり登録し終わったら、今度は妖怪ウキウキペディアをチェック。お気に入りの妖怪たちを調べまくっていました。
今年最初の大物オモチャともいえる『妖怪Pad』。果たして、買うべきか買わざるべきか……。まだまだ全国の親たちが妖怪に悩まされる日々が続きそうです。
『妖怪Pad』
●バンダイ
●直販価格8424円
©L5/YWP・TX ©2013 LEVEL-5 Inc. ©LMYWP2014
■関連サイト
妖怪Pad | おもちゃ紹介 | 妖怪ウォッチ 妖怪メダランド | バンダイ公式サイト
妖怪ウォッチ 妖怪メダランド | バンダイ公式サイト
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