8月2日に発売された『DX妖怪ウォッチ タイプ零式』。妖怪ウォッチの主人公、天野ケータが手に付けている最新の妖怪ウォッチで、妖怪メダルをはめ込むと妖怪召喚のサウンドが流れるというなりきり感満載のオモチャに仕上がっている。
今回は今年1月に発売された初代の『DX妖怪ウォッチ』とあわせて、このオモチャの人気の秘密を探ってみた!
↑左が最新の『DX妖怪ウォッチ タイプ零式』、右が初代『DX妖怪ウォッチ』。 |
『DX妖怪ウォッチ タイプ零式』は、最初に登場した『DX妖怪ウォッチ』の白いデザインから赤と青のカラフルなものになり、サウンドや機能もかなり凝ったつくりになっている。
■最新の技術を駆使した『妖怪ウォッチ零式』の秘密とは?
『DX妖怪ウォッチ タイプ零式』のモデルとなっている『妖怪ウォッチ零式』は、テレビアニメでは主人公の 天野ケータが身に着けている最新版の妖怪ウォッチだ。 テレビアニメでは、“妖怪IT業界の革命児”と呼ばれるスティーブ・ジョーズ(もちろんス ティーブ・ジョブズのパロディ)が発明した最新版として大々的に発表が行なわれ、妖怪 たちも行列して買い求める超人気アイテムとなっている。この零式について、アニメでは スティーブ・ジョーズが「古くて新しい、新しくて古い新製品」と語っており、何らかの 謎があるようだ。このあたりのエピソードは、今冬に公開される映画で詳細が明らかにな っていく。ちなみに、3DS版『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』では、ゲームを進めていくにつれ、この謎が明かされるという、なんとも巧妙な演出なのだ。
↑妖怪たちも行列して買うという大人気のガジェット。 |
8月2日発売の『DX妖怪ウォッチ タイプ零式』。『ジバニャン ニョエー』と『まてんし』、2枚のZメダルが付属している。
■今冬の映画とも連動
↑『映画 妖怪ウォッチ誕生の秘密だニャン!』の公式サイト。 |
12月20日にはついに妖怪ウォッチの映画も公開される人気ぶりだ。妖怪メダル付きの特典付き映画前売り券が即完売 してしまったことを受け、入場者プレゼントにはメダルを500万枚用意する旨を発表。 テレビアニメでは、一時期はケータが腕に2本同時につけていることもあったが、さすが にややこしいのか、仲間の執事妖怪ウィスパーが妖怪ウォッチを飲み込むことで、2本の ウォッチが随時入れ替わるという仕組みになっている。
まずは零式の主な機能を動画で紹介してみよう。
■『妖怪ウォッチ零式』で遊んでみた!
おもな機能
1.妖怪メダルを入れると召喚のサウンドが流れ、メダルごとに違う音声が聞ける。
2.メダルを入れない状態だと、ライトが光り妖怪探知モードになる。
1の機能はメダルごとに鳴る音声が違うため、新しいメダルを入手するたびに入れて楽しめる。対応している妖怪ボイスは160種類以上あり、飽きないつくりになっている。
2の機能は効果音とともに周囲をライトで照らす“探知モード”。日常でも妖怪を探す遊びができる点が人気。
実際に子供たちに聞いてみたところ、「(零式のほうが)色がかっこいい」「ダイヤルをまわせて楽しい!」という感想が多く、「新しい」という要素も大きいが、零式の人気の高さを感じた。
■メダルごとの音声が楽しい!
『DX妖怪ウォッ タイプ零式』の魅力はなんといっても、メダルごとに妖怪の音声が鳴るところだ。妖怪には“プリチー”、“フシギ”、“ニョロロン”などの種族があり、それぞれ召喚のメッセージや音楽も異なる。
人気の妖怪のサウンドを集めてみた動画はコチラ!
お聞きのように、妖怪の音声が聞けるので、お気に入りの妖怪のメダルはぜひゲットしたいところだ。
ちなみに、『DX妖怪ウォッチ タイプ零式』では、初代で使用していたメダルのほとんどが使用できない。使えるのは、 新たに発売された『妖怪メダル零 Z/古典』の2種類のほか、くじガシャポンの景品『大吉メダル』のみになるのでご注意を。ゲームでも同様に、初代の3DSゲーム『妖怪ウォッチ』で使用できたメダルは、最新の『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』では使用できない。
妖怪メダルの対応状況は公式サイト『妖怪メダル ウハウハ 丸わかリスト』で一覧できるので、そちらを参考にしてから購入をオススメする。
↑『妖怪メダル ウハウハ 丸わかリスト』。 |
■初代と零式を比べてみた!
初代と零式、どちらも欲しいという人も多いだろうが、上記のように対応メダルが違うため、まずはどちらか一台を入手したいという人は以下の動画を参考にしてほしい。
初代はカプセルのふた部分が開くというギミックがポイント。大きさはほぼ同じで、重さも体感では違いを感じられないほどの差だ。個人的には、召喚のサウンドについては音楽が流れる初代の方がシンプルで好み。また、妖怪メダルを逆向きに入れると、アニメと同様に妖怪“認MEN”の声で「ソウジャナイヨー」と言ってくれるのも高ポイントだ。
↑初代『DX妖怪ウォッチ』。 |
初代の『DX妖怪ウォッチ』も首都圏では未だ品切れ状態だが、地方では普通に定価販売している店舗も一部あったので、根気よく探してみてほしい。
ちなみに、時計の針部分はただのイラストで時計機能は備わっていない。妖怪ウォッチを模した『きゃらっち』という子ども向け腕時計もあり、そちらも人気で品切れになってい
る。
■増産で一日も早い普及を!
『DX妖怪ウォッチ タイプ零式』は、依然として入手困難な状態が続いている。8月2日の発売日には、前日から並んでいる人に加え、当日朝は子供連れを含む購入希望客の長蛇の列ができた。その後、転売による価格沸騰などで、たびたびニュースでも取り上げられている。同様に、妖怪メダルも大人気でまだまだ入手しづらい。
↑妖怪メダル。以前よりはやや買いやすくなってきたものの、売っているのを見つけられればラッキーというレア具合だ。 |
現在、ネットでは定価3456円が3倍以上の1万円超で販売されている。バンダイでは8月頭に200万台の増産を発表したと報じられているが、5月に発表した「妖怪メダル1億枚をめざす」という目標にも関わらず、未だ妖怪メダルも即売り切れ状態が続いている。増産体制を整え、一日も早く、欲しい子供達の手に行きわたってほしいところだ。
『DX妖怪ウォッチ タイプ零式』
発売 バンダイ
価格 3456円(定価)
■参考サイト
(c)L5/YWP・TX
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