Mozillaは、デスクトップ版およびAndroid版ウェブブラウザー『Firefox』の最新バージョン35を公開しました。
バージョン35の大きな機能の特徴は以下の3つです。
●Firefox Hello
以前から公開されていた無料で登録不要のビデオチャットサービス『Firefox Hello』。Firefoxユーザーであれば、すぐさまビデオチャットの開始できます。ちなみに、相手側もURLを受け取るだけでとくに登録は不要。さらに、FirefoxユーザーでなくてもChromeやOperaなどの“WebRTC”対応ブラウザーであればビデオチャットに参加できます(ちなみに、Internet Explorerは現状非対応)。
●ソーシャルの統合
TwitterやFacebookやGmailなどの外部サービス(とくにソーシャル系)をブラウザーに統合できます。サービスによって形態は異なりますが、Twitterでは表示しているページの共有、mixiではサイドバーで最新情報の表示などが可能です。
●Firefox Marketplace ベータ版
Firefox向けのウェブアプリのダウンロード・インストールのできるマーケットがベータ公開。Fx0などのFirefox OS搭載機向けやAndroid版ブラウザー向けに公開されているアプリは開発者側が対応しないとPCやMacでは利用できないので注意です。
なお、HelloとMarketplaceについてはメニューにショートカットアイコンを追加できるようになったので、これから使ってみる方はぜひチェックしてみてください。
日本でのFx0の発売や、パナソニック製Firefox OS搭載テレビの登場など、最近何かとアツいMozilla。個人的には、それらのスマートデバイス連携のアップデートも楽しみにしたいと思います。
(2015年1月14日18:45修正:記事初出時、一部誤記がありました。お詫びして訂正いたします。)
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