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アナログ時計っぽいのに”スマート”が新しい、『Withings Activite Pop』実機:CES2015

2015年01月10日 14時30分更新

普通の時計っぽいのに”スマート”が新しい『Withings Activite』の廉価版:CES2015
『Withings Activite』。フランスデザイン、スイスメイド。端正な佇まいはそこから来るのか?美しいスマートウォッチですが、450ドルはノリで買うには勇気がいります。

 昨年末から注目していたプロダクト『Withings Activite』。アクティビティートラッカーやスマホ連携体組成計の老舗といえるフランスIoT企業です。外観はごくごく普通の時計っぽいのに、活動量計機能を持っていて、BT LE通信でスマホ連携して、アクティビティログをとれる、さらに盤面のアナログな時計の針で達成度を確認できるというもの。

 派手な表示系がない代わりに、通常のボタン電池で8ヵ月駆動。つまり充電がいらないというのがポイント(実際にブースではそれをウリにもしていた)。そして、デザインがすごく上品。でも……450ドル!日本円にして5万4000円ナリだったので、ちょっと高いなぁと手が出なかったんですよね。

 それがCES2015に合わせて『Withings Activite Pop』という廉価版が登場。なんといきなり150ドルですよ、奥さん。1/3の価格とは……。外観の特徴はほぼ同じのため、高級版も含めて実物を初めてみたイトー、最初は新製品だと気づかなかったほどです。ちなみに公式サイトを見るとPopにはスイスメイドとは書いてないので、どこか別の国なんでしょう。でもこの価格ですからね。アリです。

普通の時計っぽいのに”スマート”が新しい『Withings Activite』の廉価版:CES2015
こちらがPop。時計の盤面デザインの印象が強いのでパッと見で廉価版とは気づかず。とはいえデザイン性にこだわりのあるメーカーなので、実物も安っぽい印象やガジェット臭さは皆無です。

 高級版も廉価版もできることは同じ。見た目も、特徴的な盤面デザイン含めてかなり似ています。が、よーく見てみると、ボディのメッキが高級版の方が質感高いし、なにより時計のバンドの表情が全然違う。高いだけのことは、確かにありますね(時計好きの人からすると5万円の時計なんて、かもしれませんけどソレはソレ)。

 ちなみにこの時計でできるのは

・活動量計測(ウォーキング、ランニング)
・睡眠時間
・水泳ログ(防水です)
・サイレントアラーム(バイブでお知らせ)

 という4種類。
 アプリをインストールしたいとか思わなければ十分だし、なによりファッション的にも自己主張しすぎないのがいいのですよ。

 なお、廉価版のPopは北米の家電量販『ベストバイ』オンラインで発売中。……なんですが、瞬殺で在庫なしになってしまっています。買って帰ろうと思ったのになぁもう!

普通の時計っぽいのに”スマート”が新しい『Withings Activite』の廉価版:CES2015
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