今年の夏頃にDJIから『Phanton2 Vision+』が発売されて一気に身近になったFPV(ファーストパーソンビュー)空撮。FPV空撮のメリットはマルチコプターからの映像が手元のスマホで見られるので、圧倒的に失敗が少ないこと。
しかし、この『Phanton2 Vision+』の値段は13万円以上。そうそう「楽しそうだから買ってやってみよう」と気軽に思える値段ではない。
そこで、オススメしたいのが11月にハイテックマルチプレックスジャパンから発売された、『Galaxy Visitor6』だ。この機体はなんと実売3万円を切る値段で、憧れのFPV空撮が可能なのだ!
↑スマホ以外のフライトに必要なものはすべて同梱のRTF(レディ・トゥ・フライ)セット。 |
↑ボディカラーは3種類。2.4GHzなので複数機を同時に飛ばすことが可能。 |
↑機体各所にはLEDを装備し、フライト中の機体がどちらを向いているかが把握しやすい。 |
● Galaxy Visitor6(カメラ付きRTFキット)
● ハイテックマルチプレックスジャパン
● 定価:3万7800円(税込)/実売価格:2万5800円
● 2.4Ghz/4ch
● 130万画素HDカメラ搭載
●プロポ、バッテリー、マイクロSD同梱
プロポ(送信機)は2.4GHzの4CH方式で、スマホを上部のアダプターにセットして使う。機体からの送られた映像はWiFi経由で手元のスマホに送られる仕組み。
↑セットするスマホはAndroidでもiPhoneでもOK。ただしiPhone+などの少々大きめのスマホはFPV映像は見られるが、プロポのアダプターには非対応。 |
FVP機能を使うには、専用のアプリ『NineEagles』を手持ちのスマホにダウンロードしてインストールする必要がある。アプリはAndorid/iOS版共に無料。
接続設定は5分とかからない。iPhoneの場合は“設定”項目から“Wi-FI”を選択し、“NE_NineEagles”を選択するのみ。Androidユーザーもほぼ同様だが、詳細はコチラのメーカーHPを参考に。
以上でFPV空撮フライトの準備は完了! というワケでさっそく飛ばしてみよう。
↑2機でフライト開始! |
↑手元のスマホ画面には機体からの映像が表示される。 |
↑しっかりと前を飛ぶ機体の姿も確認できる。 |
飛ばしていて気づいたのだが、Galaxy Visitor6の下部にセットされた130万画素カメラは、先代機『Galaxy Visitor3』のもより広角になったため、かなり視界が広く感じられる。
↑1280×720ドット/30fpsの動画をカメラ横に刺したmicroSDカードで記録する。 |
以下の動画を見れば、Galaxy Visitor6の空撮動画ほうがGalaxy Visitor3で撮影したものより広角なことがわかる。
【Galaxy Visitor6での空撮動画】 ※音量にご注意ください
【Galaxy Visitor3での空撮動画】
また、送信機からスマホを外しても、機体から100メートル以内だと空撮映像を受信可能。なので、友人などにスマホを渡して撮影を担当してもらうと、空撮の成功率はより高くなるだろう。
↑思いどおりの空撮動画を撮りたいなら、操縦者と撮影者の役割をふたりで分担するタンデムフライトはかなりオススメ。 |
ちなみに1月15日まで、ハイテックマルチプレックスジャパンでは『空撮マルチコプタービッグキャンペーン』を開催中。期間中にGalaxy Visitor6を購入すれば、FPV空撮で使えるiPod touchが10名に当たるとのこと。
マルチコプターでの空撮はかなり手軽になりともすれば忘れがちだが、空物ラジコンは危険を伴うもの。フライトに際してはそのことを肝に銘じて、くれぐれも周りに人が大勢いるような場所での空撮は慎もう。
■関連サイト
ハイテックマルチプレックスジャパン
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25,500円
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Nine Eagles ナインイーグル GALAXY ...
22,000円
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