facebookやコロプラなど、変わったオフィスがあると聞くと潜入しておるワタクシですが、レッドブルのオフィスが超カッコイイとウワサをきいて11月のとある日、渋谷のレッドブルジャパンのオフィスに行ってまいりました。
いつもお世話になっているレッドブルさん。オフィスが超カッコイイだと? |
こんにちわーっす!レッドブルのオフィスにやってきました。着いてそうそうレッドブルチャージです。
入り口には『Red Bull Music Academy(レッドブル・ミュージック・アカデミー)』と書かれていました。音楽の学校という意味ですよね。それはどういう意味でしょうか?
中に入ると、楽器やレコーディング設備など、音楽環境が整っていました!
世界最先端の機材が揃ったメインレコーディング・スタジオ。 |
お邪魔したときはちょうど、レッドブル・ミュージック・アカデミーという、ミュージシャン応援イベントの開催中だったのですね。レッドブル・ミュージック・アカデミーはレッドブルが1998年よりスタートしたもので、才能を持つ若いアーティストに音楽制作やパフォーマンスの場を提供しつつ、音楽イベントなどを展開する企画。ベルリン、ケープタウン、メルボルン、バルセロナ、ローマ、サン・パウロ、ロンドン、ニューヨークなど世界各地で行なってきましたが、東京では今年が初開催。
お馴染のレッドブルのマークに音符が。 |
木材をオシャレに配置した天井。 |
開催期間中の10月12日~11月14日は、渋谷にあるレッドブルジャパンが使用するビルのうち3フロアをミュージック・アカデミーのスペースとして参加者に開放。世界各国より6000以上の応募があった中から選ばれた59名のプロデューサー、ボーカリスト、ビートメイカー、インストゥルメンタリスト、DJが集まり、ここで切磋琢磨して音楽制作に励むというわけです。
選ばれたアーティストは、著名指導陣によるレクチャーを毎日受講。 |
正直、レッドブルはスポーツイベントを支援しているイメージはあったのですが、音楽方面のアーティストの応援までも手掛けているとは知らなかったです。日本では初のレッドブル・ミュージック・アカデミーですが、16年の歴史を持つこの取り組みでは、世界を舞台に活躍するアーティストを数多く輩出しているそうです。日本のアーティストでいうとAkiko Kiyama、sauce81、Hiroaki OBA、Daisuke Tanabe、Kez YM、Yosi Horikawa、emufucka、Nic Liuらはこのアカデミーの参加者だったそうですよ!
ステージイベントも開催!(Red Bull Music Academy 2014 Tokyo: Carl Craig - Performance) |
ということで、アカデミースペースにはたくさんのアーティストさんたちがセッションしたり、打ち合わせをしたりあちこちで音楽で鳴り響いていました。なんかすごいところに来てしまった!
驚いたのはアカデミースペースのつくり。各所にスタジオが設置され、参加者が自由に音楽制作に取り組めるようになっているのですが、自然に近い感じの木材が使用され植物もあちこちに配置されているので、建物の内とは思えないほどのびのびとした設計になっていました。
各スタジオはそれぞれテーマに沿ってデザインされています。重なった本がスピーカー置き場になっているのがミソ。アカデミーのデザインは日本を代表する建築家の隈研吾が監修を手掛けているそう。道理で大自然の中にいるような気分を味わえる上質な創作空間になっていました。
スペースを見学中、フロア内でまさかの飛行物体を目撃。これは……?
飛行物体を目で追うとそこに鳥かごがありました。驚くのは、単純にかごで飼っているんじゃないんです。放し飼いなんです。
狩野哲郎/野生のストラクチャー |
この鳥は餌を食べるためにかごへと自主的に戻ってきますが、基本的にウッド調のフロア内をバサバサと自由に飛び回っていました。鳥が放し飼いのオフィス(アカデミースペース)なんて聞いたことがない。しかも開け放された鳥かごはそれ自体がアート作品なんですって!
アカデミースペースやオフィス内には東京で活躍するアーティストたちの作品がいたる所に展示されていました。
加藤泉/Untitled |
梅沢和木/キャラ出処のカオス |
おや、現実ではありえない色の生き物が。
もしやこれはあのキャラの再現? 実際のネズミの剥製らしく直視するのがおそろしい一方、マジマジと見てしまいます。
チン↑ポム/SUPER RAT |
アート作品はスタジオだけに限らず食堂などあらゆる場所に展示。世界各国から集まったアーティストが、東京のアートに親しみながら生活ができるというわけです。レッドブル・ミュージック・アカデミーってアートな場所なんだなぁと、芸術とは無縁のワタシですら理解。
岡田裕子/エクササイズ(左)、ひろせなおき/GYARU儀 葬儀式(右) |
レッドブルさんのオフィスはどこにあるの?というと、アカデミーと同じビルのワンフロアにありました。
受付にはやはりレッドブル。双頭の牛がリアルのレッドブルを中心に光っています。
受付の傍らにはレッドブル。レッドブルのオフィスには、アカデミースペースを含めあちこちにレッドブル専用の冷蔵庫が設置されていました。レッドブル、飲み放題なんですが大丈夫ですかね?
こちらがオフィススペースです。天井が高く、あちこちに観葉植物が置かれています。基本的にアカデミースペース同様にウッド調なんですね。飲料でいうとシルバーの缶にクールなブルーとメタリックな色調がイメージのレッドブルですが、オフィスは予想外にも自然味があふれる木材を生かしたデザインでした。
以上、レッドブル好きとアーティストなら一度は訪れてみたいレッドブルオフィスでした! なお、レッドブル・ミュージック・アカデミーは11月14日で終了となりましたが、メインレコーディング・スタジオは国内外のアーティストたちが自由に使えるクリエイティヴスペースとして残るそうですよ。
●関連サイト
レッドブル 翼をさずける - RedBull.jp
Red Bull Music Academy Japan
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