週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

想像以上のコスパ!遊びの予約サイト『ASOViEW!(あそびゅー!)』でレザークラフト体験してきた

2014年12月14日 13時00分更新

 今年もあっという間に師走!年内に思い出づくりをしたいなぁと、遊びの予約サイト『ASOViEW!(あそびゅー!)』で初体験をしてみました。

ASOViEW!
『ASOViEW!(あそびゅー!)』は全国1100以上の事業者と提携し、約200ジャンル、3700プラン以上の遊び体験プランを取扱うサイト。

 単純に「観光地に行く」といったレジャーの案内とは異なり、たとえばパラグライダー、乗馬、ラフティングといったアウトドアなどのプランをマッチングしてくれるのがこの『ASOViEW!』です。ほかにも、陶芸や工芸、キャンドルづくりといった近場のエリアで短時間から気軽にトライできる遊び体験も数多く扱っています。

ASOViEW!
東京・浅草橋にある革工房『HIS-FACTORY(ヒズファクトリー)』のレザークラフト体験。

 選んだプランは革工房『HIS-FACTORY(ヒズファクトリー)』での革のパスケースづくり体験。
『ASOViEW!』の遊び体験は時間が固定した“教室”とは異なり、フレキシブルな時間帯から個人かグループ単位で申込みをするのが特徴。ヒズファクトリーの場合、2人以上のグループ(2~4人程度)での予約を募っているので、今回3人で申し込みました。日程はサイトのカレンダーで表示されている予約可能な日から選択します。

ASOViEW!
工房で職人の中野さんがみっちり手ほどきしてくれます。

 レザークラフトは初体験!
 実際の革工房で職人さんが指導してくれます。……ところで、私そんなに手が器用ではない。手芸とか苦手なんですけど大丈夫ですかね。

私「自分、不器用なんですが……」

職人の中野さん「レザークラフトはちょっと個性が出たほうが味ってもんよ!」

 レザークラフトってけっこう性格が出てくるので、その人“らしさ”が良いらしい! 勇気づけられたところでパスケースづくりをスタートしました。

ASOViEW!
工房で複数色の革を用意!どの革もイタリア製の最高級のものです。

 一段階目は革選び。パスケースは4枚の革を組み合わせるのですが、好みの色の革を15種類程度から選べます。組み合わせは同一系統、ビビットな多色づかいなど、自分のセンスで選べます。う~む、悩む。

 ヒズファクトリーで使わせてくれる革はイタリア製の『ブッテーロ』、『ミネルバボックス』という、マニアにはよく知られるブランドのもの。手づくりしたパスケースは、上質な物として実際に日常使いできるものになります。 ハンドメイド雑貨店で手頃価格で並ぶレザークラフトのキットがありますが、革の質が全然異なるらしいです。

ASOViEW!
2、30分程度革選びに時間がかかりました。

 ようやく使用する革が決定。この革選びについつい時間がかかっちゃう人が多いそうです。

ASOViEW!
スタンプのように革に刻印を押しつけて彫刻。

 選んだ革はつなぎ合わせる前に、模様や文字が入った刻印を打ち付けることできます。

ASOViEW!

 刻印の種類は、アルファベットや数字から、動物や植物のモチーフまで複数。これもまた、自分のこだわりの見せどころなので迷っちゃいます。う~ん、楽しい。

ASOViEW!
革のへりが美しいです。

 途中でわからないことがあったら気軽に職人さんに教えてもらえます。グループ3人での体験だから目が行き届いた環境で指導してもらえるわけで、わからないままにみんなの工程から置いて行かれるといった哀しいことは一切なかったです。

ASOViEW!
職人の中野さんは、一見こわもてふうですが話してみると気さく。とても親切に教えてくれます。

 選んだ革を接着剤でつなぎ合わてから、革のへりの部分を磨きました。磨く作業によって数枚の革が一枚になったように、きれいな艶が出るんです。工場でつくった革製品にはない職人技の美しさを引き出す体験ができます。

ASOViEW!
フォークのような『菱目打ち』で、糸を通す穴を開けます。

 次はいよいよ革を縫い合わせる工程。その前に糸を通す穴を菱目打ちという道具で開けなくてはなりません。

ASOViEW!
木材でガンガンと菱目打ちを打ち付けます。

 菱目打ちには強い力が必要なので、トンカチではなく、木材でガンガンと打ち付けます。

私「あの、コレ手を間違えて叩いてケガとかしないですか?」

職人の中野さん「大丈夫だよ!ちょっとくらい当たっても。みんなガンガン手に当てているよ(笑)」

 え? 本当? まぁ多少だったら当たっても大したことなさそうですが。実際やってみると菱目打ちをしっかり固定して打ち付けたら手が滑ることなく無事に穴を開けきれました。緊張しないことが大切なんですね。

ASOViEW!
革を固定するレーシングポニーにまたがります。

 穴に麻の糸を通す工程では、レーシングポニーというものにまたがります。しっかりパスケースを固定したうえで、針に通した糸をじゅんぐりに縫っていきます。

ASOViEW!
超真剣!

 両端を針に通した麻糸で力強く縫います。なお、麻糸の色も選べますよ。

ASOViEW!
ここで笑いが!

 糸をぐっと引っ張って伸ばすと、自然と挙手(笑)。

ASOViEW!
ついに完成‼

 糸の結末部分を処理して完了。
 できました! これが私だけのオリジナルパスケースです。

ASOViEW!
独自の色合の組み合わせとなり満足!

 反対側はこんな感じ。両側が違った印象になるように個性的な色を選びました。自分の汗が染みついた世界にまたとないパスケースとなり、とっても満足です。

 自分でつくったパスケースはそのまま持ち帰って、すぐに使って大丈夫です。
 さて、ここまで手づくり体験+パスケースの素材を提供してくれてお値段はというと、なんとひとり5400円。え? 安くないですか? 高級革のパスケースという製品そのものだけでもアタマが出てしまいそうですが!?

 なんでも、革は工房が直接仕入れているものを使わせてもらえるため市場に出回っているのより格安というのと、グループでの体験という『あそびゅー!』のシステムだから、この価格でサービスを提供できるそう。おそるべき高コスパ。

ASOViEW!
3人でそれぞれ個性のあるパスケースができました。一生ものの思い出です。

 ヒズファクトリーの予約可能な日程は『あそびゅー!』から確認ができますが、年内はほぼ埋まりぎみ。翌年を見越して早目に予約するのがおススメです。

ASOViEW!
工房の2階は革商品が展示されています。

 なお工房の2階には、ヒズファクトリーが手掛けるオーダーメイド、セミオーダーの革製品の展示ルームになっています。いずれもイタリア製の高級革を使用し、ひとつひとつ手づくりされたもの。

ASOViEW!
オーダー、セミオーダー受付中!

 高級革なのに、値段がブランドなどの革製品よりずっと安くてびっくり。たとえば、人気のバナナバックで約3~7万程度、財布や小物にいたっては1万円以内のものもあり、良質の上に手が届きやすいと感じました。革ものが好きな人は、体験のプランと併せて商品もチェックしてみてください。

ASOViEW!

 『ASOViEW!』ではほかにもさまざまなプランの遊び体験を扱っています。各プランのスケジュールはサイト上から気軽に確認できるので、友だちと買い物がてらに陶芸体験などなど、いつもとは違った時間の使い方ができそうです! 以上、レザークラフト体験したあと、浅草で電気ブランをひっかけて帰ったナベコでした~。

※『ASOViEW!』での遊び体験料金はプランによって異なります。

■関連サイト
日本最大級のレジャー・遊び・体験 の予約サイト ASOViEW!(あそびゅー!)
HIS-FACTORY - Handmade leather bags -

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります