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マリオ、ドラクエ、パズドラ、モンストが幕張に集まる ニコニコのゲームの祭典“闘会議2015”とは?

2014年11月18日 20時30分更新

 ドワンゴは2014年11月17日、“ニコニコ超会議2015”の発表会をニコファーレで開催した。2015年4月25日、26日に向けて、どんな企画が発表されるか、壇上にはおなじみドワンゴの夏野剛取締役、ニワンゴの杉本誠司代表取締役、ドワンゴのメガネの人・奥井晶久氏が登場。

闘会議2015

 しかし超会議については、超会議3までの1~8ホールに加えて9~12ホールも追加し、のべ7万5000平米に増床したという発表のみにとどまった。「内容は決まっていない、以上」と発表会は終了したと思いきや……新しいイベントの大発表が待っていた。夏野氏が「One More Thing」と登場すると、会場が暗転。

闘会議2015

 現在、ニコニコでも屈指の人気をほこる“ゲーム実況”と様々なゲームにまつわることを一堂に集めたゲームの祭典“闘会議2015”を、2015年1月31日、2月1日に幕張メッセで開催すると発表した。なんと、ニコニコ超会議2015より3ヵ月も前となる特急開催だ。

闘会議2015

「ゲームのための夢のイベント、古来より日本人は全員ゲーマーだった」と、ニコニコ超会議に続き、ビッグイベントを幕張メッセ4~7ホールを使って開催する。入場チケットはイー・プラス、ファミリーマートで先行発売中で、一般入場券が1日券が1000円、2日遠し券が1500円だ。

闘会議2015
闘会議2015

 特別協賛の任天堂をはじめ、協賛企業はガンホー、コロプラ、ミクシィ、LINE、スクウェア・エニックス、セガ、ソニー・コンピュータエンタテインメント、バンダイナムコゲームスと、アナログゲームの花札からテレビゲーム、アーケード、スマートフォンのソーシャルゲームまでがそろう。タイトルは発表されていないがマリオ、ドラクエ、パズドラ、モンストが集まる、まさにゲーマーにとっての夢の空間になるだろう。ただし、これらはあくまで協賛企業であって、「主役はあなたです」という場内アナウンスのとおり、ニコニコのイベントはユーザーが自ら楽しんでこそだ。

闘会議2015

 現在予定されている実施企画が発表され、格闘、レース、シューティングなどあらゆるゲームのナンバーワンを決める“大会ステージ”。ただ上級者だけでなく、フラッとその日に来て参加できるような誰でも楽しめる大会になるようだ。“実況ステージ”はその名のとおり、有名なゲーム実況主たちが次から次へと参加し、参加ユーザーがゲーム実況を観て聴いて楽しめるというもの。“ライブステージ”は、歌ってみた、演奏してみた、踊ってみたなどのステージで、もちろん使われるのはゲームミュージックだ。“ゲーム実況縁日”は協賛企業のゲームがずらっと並び、誰もがゲーム実況が気軽にできるブース。あの有名ゲーム実況主も現われるかも!?

闘会議2015

 また、日本人なら誰もが子供のころに遊んだことのある懐かしいゲームが集まる“レトロゲーム”。『ゲーム&ウォッチ』や各種懐かしのハードなど、子供のころに遊んでいたゲームがまるで博物館のようにずらっと並び遊べるブースだ。“リアルゲーム/スポーツゲーム”は、たとえばサッカーグラウンドに見立てたブース内で、11人対11人の対戦サッカーゲームが遊べるというように、ゲームの世界を無理やりリアルに持ってきてしまおうというコンセプトで行なわれる。だが発表会ではハードルを上げすぎてしまい、実施が危ぶまれる場面も。

闘会議2015

 “アナログゲーム”は任天堂の花札をはじめ、トランプやボードゲームなど、みんなで遊べるアナログゲームをそろえる。“ゲームのためのまるなげひろば”は、ニコニコ超会議でも人気のユーザーに企画を丸投げして何をしてもいいというブース。ここでは協賛企業以外のゲームもオーケーとのことだ。8つの企画以外にも“アミューズメント”、ドワンゴが特に力を入れている“自作ゲーム”、イベントに花を添えるコスプレなど、さまざまな企画を実施予定だ。

 発表会では任天堂の岩田聡社長が動画で出演、「任天堂は創業125年、花札の会社から、電子玩具、ゲーム&ウゥッチ、テレビゲームと、人の遊ぶ道具を提供する会社。主役はお客様で、任天堂の歴史そのものと響きあう。デジタル、アナログ問わず、でしゃばりすぎることがないよう応援したい」とイベントへの参加表明を行なった。また同時に任天堂のタイトルを使ったニコニコの動画作品に対して、クリエーター奨励プログラムへの対応を発表した。

闘会議2015

 対象となるタイトルはWii Uの『マリオカート8』から、ファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』、『ゼルダの伝説』、『メトロイド』など250タイトル以上。タイトルは12月1日から順次発表されていく予定だ。

闘会議2015

 闘会議2015については、12月中にももう一度、発表会が予定されており、タイトルの発表などが予想される。年明け1月開催と直前に迫った大イベントも発表され、ニコニコ超会議2015がどうなるのか心配だが今後に注目だ。

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