サムスンは幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2014にて、新製品『GALAXY Note Edge』、『Gear S』、『Gear VR』を中心に展示を行なっています。
↑コンパニオンさんもGear VRを装着! |
なお、会場のサムスン関係者によるとGALAXY Note EdgeおよびGear Sに関しては“日本発売を予定している”とコメント。時期やキャリアは未定ですが、詳細が決まり次第アナウンス予定とのことです。
●GALAXY Note Edge
サブディスプレーとして右側面にも有機ELディスプレー(エッジディスプレー)が配置された新型Noteシリーズ。エッジに表示される情報は任意に切り替えることができ、またスマホ内の管理ツールを使うことにより表示・非表示の設定や自分好みのテキストやデザインを表示することが可能です。
↑iPhone5cと比較。画面のサイズ感的にはiPhone6 Plusのほうが縦長とのこと。 |
↑展示機には電話や天気のほかに、Twitterアプリなどが確認できた。 |
↑カメラアプリではエッジに設定項目やシャッターボタンが表示される。 |
横画面では縦画面とは違う場所にシャッターキーが配置されており、これは複数人での“セルフィー(自分撮り)”時に押しやすい場所にしているとのこと。 |
●Gear S
曲面型の有機ELディスプレー搭載の腕時計型ウェアラブル端末。SIMを挿入することができ、単体でデータ通信や通話が可能。OSはTizenを採用しており、発売時には日本初の単独通話可能なコンシューマー向けTizen搭載機になる(前作のGear2などはTizen搭載ですが、スマホのハンズフリー通話に対応していました)。
↑Moto360と比較。Gear Sのほうがやや大きいですが、Gear Sのほうがフィット感は勝る感じ。 |
↑SIMスロットは裏面にあります。日本発売時、どのキャリアになるか気になりますね。 |
また、加えて首掛け型新型イヤホン『Gear Circle』も展示。Bluetoothを使いスマホだけでなく、Gear Sと接続して音楽再生が可能です。こちらも日本発売予定になります。
↑Gear Circle。 |
●Gear VR
GALAXY Note 4を筐体内に入れて利用するヘッドマウントディスプレー。Note 4ともども、残念ながら“日本発売は未定”とのことでしたが、Oculusの国内初出展やソニーの“Project Morpheus”などVR系展示がアツいTGS会場ではかなりの賑わいになっていました。
ビジネスデー1日目に開催されたトークイベントには、OculusエバンジェリストのGOROmanこと近藤義仁氏とユニティ・テクノロジー・ジャパンの日本担当ディレクターを務める大前広樹氏が登壇。
↑Gear Sの魅力をアップテンポで解説する大前氏(左)と近藤氏(右)。 |
VRデバイスのOculusと3Dゲーム環境のUnityのキーパーソンが登壇した理由は、Gear VRはオキュラス社の技術協力のもと開発されたデバイスであり、さらにGear VR用のSDKにはUnityが含まれ「1日もあれば既存のOculusコンテンツをGear VR対応にできる」(大前氏談)からです。
また、日本初展示となるデバイスのため“Gear VRのスゴいところ”として以下の7つが挙げられました。
1 コードレスで、やろうと思えば踊れるところ
2 解像度が高いところ(2560×1440ドット)
3 内蔵カメラが60fps対応でARを自然に反映できるところ
4 VR筐体側と接続することで地磁気など多くのセンサーが追加されるところ
5 Oculusの技術の結晶による残像防止、トラッキング補正などでVR酔いしにくいところ
6 Unityに対応しているところ(しかもSDKに同梱)
7 史上初の“Oculus Homeストア”に対応しており、VRゲームが直接買えるところ
自分も実際にGear VRを装着してみましたが、画面(というか視野?)も鮮明で首ふり時などの追従もスムーズ。体験時は密閉型のヘッドホンを装着していたため、ものすごい没入感でした。
なお、サムスンのトークイベントや展示はビジネスデー2日目および一般公開日も継続して行なわれるため、最新GALAXYやVR事情が気になる方は必ずチェックしましょう。
●関連サイト
サムスン 東京ゲームショウ2014出展お知らせページ
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