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東京ゲームショウ開幕 スマホゲームの出展は昨年の2倍に:TGS2014

2014年09月18日 15時00分更新

 東京ゲームショウ2014は、本日9月18日に開幕、21日まで開催する。18日・19日はビジネスデイ、20日・21日が一般公開日となっている。

 事前の統計では、過去最多となる421の企業と団体が出展。合計1363タイトルが出展予定だが、そのうちスマホ向けタイトルは500以上となっており、昨年の約2倍とのこと。

 基調講演では、『多角化するゲームプラットフォーム×グローバル化するゲーム=成功の道筋』というタイトルで、各メーカーのトップが、グローバル展開についてパネルディスカッションを行なった。スマホ向けゲームがメインストリームとなっていることを象徴するかのように、基調講演ではスマホ向けゲームメーカーの代表が登壇した。

tgs2014
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↑登壇者はエイリム代表取締役の高橋英士氏(左)、コロプラ代表取締役の馬場功淳氏(右)。
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↑セガネットワークス代表取締役社長CEOの里見治紀氏(左)、バンダイナムコゲームス取締役の浅沼誠氏(右)。
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↑King社のCheif Marketing OfficerのAlex Dale氏(左)、コンピュータエンターテインメント協会会長の鵜之澤伸氏(右)。
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 2013年から2014年の振り返りでは、高橋氏が「最近は動画が熱い。スマホで動画を見る時間が増えているし、ゲーム実況も非常に人気。プロモーションに活かせれば」と語ると、馬場氏は「スマホの通信量に注目している。『白猫プロジェクト』を外でやっているとき、通信量制限に引っかかってしまった。動画などもあるし、そのあたりがどうなるのかが気になる」とのこと。里見氏、浅沼氏は日本のマーケットが非常に大きくなっていることに驚いていて、「日本がゲームの話題の中心にいるのは久しぶり」と里見氏。アレックス氏は「マーケティング、カルチャライズは国によってやりかたが違う」とのこと。

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 海外のランキングを確認してのグローバル展開のトークでは、日本が独自のランキングとなっていることで、馬場氏は「海外で受けるのはシンプルで競う要素があるゲーム。運用に波がない。今そういったゲームをつくっている」とのこと。里見氏が「(セガは)現状は30点くらい。日本はとにかく日本向けにつくって、それを海外のスタジオがカルチャライズするなど、ノウハウをためているところ」と語ると、馬場氏は「うちは3点くらい。あとの97点を伸ばしていきたい」と今後の課題を挙げていた。逆にアレックス氏は日本に展開する際の話で、「今までありとあらゆるミスを日本の市場でしてきた。最初は翻訳すらまともにできていなかった」と振り返っていた。鵜之澤氏が「家庭用ゲームは全世界で同時発売が普通。スマホゲームでなぜそれができないのかとよく言われるが、やり方がまったく違う。それを考えないといけない」と総括。

 最後の2015年に向けての展望では、里見氏が「各国でトップ3に入るには1000億円の売り上げが必要。でも、来年には市場が大きくなって2000億円必要になってるかもしれない。2015年は日本のタイトルが世界を席巻しているかも」と今後の抱負を語っていた。

■ 関連サイト

東京ゲームショウ2014 | TOKYO GAME SHOW 2014

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