季節は食欲の秋。ところで、JR飯田橋駅構内に貼ってあるこんなポスターをご存知ですか? 飯田橋とは我々週刊アスキーの編集部がある街でもあります。
■JR飯田橋にお腹が減る週アスのポスターがあります
JR飯田橋駅 西口改札方面の通路に掲示されています |
食べ物が大写しになって食欲をそそりますが、実はお店紹介のものではなく『週刊アスキー』のポスターなんです。登場するのは実際に編集者らもよく訪れる飯田橋の名店。飯田橋駅を利用する人が地域の飲食店を活用するように、週刊アスキーにも親しんでほしいという想いが込められています。ポスターに写るおいしそうな料理はもちろん撮影に行ったスタッフがおいしくいただきました。
……というお話しなのですが、このポスターのことで大いなる不満を抱いている週アススタッフがいまいした。
■ポスターに物申すヤカラが週アス編集部にいました
ハード松村という別名もあるフード松村、本人曰く“暫定的に”大食い担当です |
「なぜオレを撮影に連れて行かなかった」
鼻息を荒くするのは週アス編集部の大食い番長こと、フード松村。特に彼の癇に障ったのはポスター中央の飲食シーン。こちらは『神楽坂飯店』の名物である特製ジャンボ餃子なのですが、取材時には4人ほどでわけて食べたという話を聞いて激昂。「オレだったらひとりで食べられたのに」
仕事にならないくらい松村がブツブツ言って仕方がないので、再び『神楽坂飯店』に取材でお邪魔しました。
■飯田橋『神楽坂飯店』に行きました!
神楽坂の入り口近くに位置する『神楽坂飯店』 |
名物は100個入りのジャンボ餃子。その全貌は!? |
■これがウワサのジャンボ餃子
ついに登場しました。これがウワサのジャンボ餃子です。iPhoneと並べるとこんな感じ。 餃子約100個ぶんが詰まっていて重量は2.5キロほど。生まれたての赤子のような大きさがあり抱きかかえるとしっくりきそう。価格は9600円です。
通常の5個入りの餃子(480円)と比べるとこんな感じ。当たり前ですがサイズの規模が違くてびびります。ただ、大きいだけで具や皮の材料などは通常の餃子とまったく同じだそうです。
■フード松村が100個ぶんのジャンボ餃子に挑戦
憧れのジャンボ餃子に挑戦できる誇らしさが顔ににじみでるフード松村 |
ひとりで全部食べられると豪語するフード松村がジャンボ餃子に挑戦します。「ひとりじゃいくら松村さんでも食べきれないでしょう」と、直属の上司を心配したゆうこばが着いてきましたが、松村は「余計なお世話」とどこ吹く風。ひとりで食べはじめます。
■ナイフで餃子に入刀
餃子と一緒に出されたのは銀食器一式。洋食のようにナイフで食べやすい大きさに切ってからかぶりつきます。
■肉汁がジュッジュワー
びっくりしたのはその肉汁。餃子の皮を切ると滝のように大量の肉のエキス流れ出します。
■とにかくでかい
餃子100個ぶんはだてじゃないです。とにかくでかい。半分に切ってもまだまだ存在感があります。
気になるつくりかたは蒸してから表面に焼き色をつけてつくり上げるそうです。通常の餃子でも同様の工程ではありますが、体積が大きいぶん調理時間がかかるため、ジャンボ餃子を注文するときには3日程度前から予約が必要です。
■皮はもちもち、肉はジューシー
「うまい」といって食らいつく松村。一方、スマホで写真を撮って週アスのLINEに送る現代っ子のゆうこば。仕事中のつばさから「食べたい」とレスがあったようです。 |
皮には餃子100個ぶんの餡を受け止められる厚みがしっかりあるので、通常の餃子とは違った触感ですが、それはそれでもちもちしておいいしいです。ひき肉がつまった具材はしっかり味が付いているので、酢醤油をかけなくても食べられます。
■肉のショートケーキ
ひとりで食べると言い張って、サポート要員のゆうこばや撮影に来た私にはちっともジャンボ餃子をわけてくれない松村でしたが、私が「今月誕生日なんです」といったら三角に切り分けた餃子をくれました。これはまさしく肉のショートケーキじゃないですか‼ フード松村は本当は優しいんです。(完食したら無料になるチャレンジの場合は、ひとりで食べ切らないとNGです)
■7割ほどで断念か
半分までは勢いよくジャンボ餃子を食べ進めた松村でしたが、半分以降スピードが停滞。残り3割程度を残したあたりで、箸(フォーク)を止めました。分厚い皮がお腹にたまりやすく限界近くなってきたようです。しかし松村は、気をつかったゆうこばが「自分があとは食べましょうか?」ときいても「いや、少し休めば全部食べられる」と意地を張ってききません。(完食したら無料のチャレンジの場合は、制限時間60分です)
硬直状態を察したように店長さんが「お持ち帰りもできますよ」と声をかけてくれました。はっとひらめいたような顔をした松村は、「仕事をしているつばさにお土産を持っていかなきゃ」と言い出しました。
「チャレンジは無理ないように楽しんでもらえればと思います」という神楽坂飯店の店主竹鼻さん |
■敗退のフード松村
雑誌編集者でありながらバーガーキングのフードバトルでは優勝するという栄光を持つ松村ですが、100個ぶんのジャンボ餃子の完食には惜しくも手が届かなかったようです。残ったぶんは包んでもらい持ち帰りとしました。本人は「編集部で奮闘している部下にお土産がなきゃかわいそうだから」と言い張ります。ちなに、看板の影でたたずむゆうこばにはひと口もわけませんでした。オトコの意地なんでしょうね。
■編集部にお土産
意気揚々とジャンボ餃子の食べきれなかったぶんをつばさに渡す松村。うーん、優しい。私にも肉のケーキをくれたし。(松村さんはご覧の通りとっても優しい人なのです←そう書かないと私の職場での立場が悪くなる……)
しかし、ハード松村はあこがれのジャンボ餃子に挑戦できて満足そうでした。みなさんもジャンボ餃子に挑戦するときは、無理しない程度に複数人で行くのがいいかもしれませんね。繰り返しになりますが、ジャンボ餃子は3日程度前からの予約が必要です。
あ、このフード松村でも完食できなかった巨大なジャンボ餃子が載っている週刊アスキーのポスターは、JR飯田橋駅構内、西口の改札に向かう通路にありますよ。通りがかったときはぜひ見てください!
『神楽坂飯店』
東京都新宿区神楽坂1-14
営業時間11時~22時
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