Googleが販売している小型のストリーミング端末『Chromecast』。テレビのHDMI端子に差し込み、専用アプリを使ってスマホやタブレットなどから設定することで、動画やテレビ番組、音楽などをテレビの大画面で楽しめるツールだ。『Google Cast』という拡張機能を使えば、このChromecastを経由してパソコンで利用しているChromeの画面をテレビに表示できる。YouTubeなどの動画サイトを視聴するのはもちろん、ウェブサイトを複数人で閲覧したいときなどにも役立つだろう。
■インストール
グーグルのウェブサイト“Chrome ウェブストア”にアクセス。『GoogleCast』を検索して、ダウンロードサイトへ。
右上に表示された【+ 無料】を押し、【追加】をクリックすると数秒でインストールが終了する。
■テレビにChromeの画面を出力する
Chromecastの設定を済ませたうえで、Chromeの右上に表示されるGoogle Castのアイコンをクリックする。機能向上のためのデータ提供に協力するかを問われるので、問題なければ【OK】をクリック。提供しない場合は、チェックを外そう。
ポップアップメニューが表示される。“このタブのキャスト先”にテレビに接続しているChromecastの接続名が表示されるので、これをクリックする。
接続がうまくいくと、現在表示中のChrome画面がテレビに表示される。ポップアップメニューは以下のような表示に切り替わる。出力をやめる場合は、【キャストを停止】をクリック。
中央にある歯車のアイコンをクリックすると、画質を選択できる。“最高(720p高ビットレート)”、“高(720p)”、“標準(480p)の3種類から任意のものを選択しよう。
なお、Google Castではひとつのタブしか出力できない。別のタブに切り替える場合は、表示したいタブを選択し、Google Castのアイコンをクリック。ポップアップメニューが表示されたら、【このタブをキャスト】をクリックすると切り替わる。
主な使い方は以上だ。Chromecastは初期設定が簡単だが、Chromeの拡張機能であるGoogle Castの接続設定も拍子抜けするほどあっさり完了する。ノートパソコンを操作しながら動画を再生するのにうってつけのツールだ。また、Googleドライブに仕事で使う書類などをアップロードしておけば、簡単なプレゼンツールにもなるだろう。
●関連サイト
Google Cast
バージョン:14.805.0.6
利用無料
作者:Google
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