9月4日にエイサーがIFA2014開催前の新製品発表会を開催し、2in1や変形型ノートPCのほか低価格タブレットやスマホといった多数の製品を発表した。
↑クリスマス商戦に向けたノートPCやタブレット製品を発表するジェイソン・チェンCEO。 |
発表会ではグローバル向けの新製品を含むノートPCやタブレット、合計11製品をエイサーのCEO、ジェイソン・チェン氏が紹介した。エイサーは大型プロジェクターからウェアラブルデバイスをはじめ、100インチから1インチまで様々なサイズのディスプレー製品を市場に投入している。今回発表となった製品は、スマートフォンから大画面ノートPCまでサイズのバリエーションが豊富なだけでなく、変形や分解ができるノートPCなどディスプレーの使い勝手を高めたものも含まれている。
Aspire R13
自由な形に変形できる
『Aspire R13』は13インチディスプレーの左右にヒンジを備え、ディスプレー部分を自由に回転させることが可能。通常のラップトップスタイルに加え、ディスプレーを反転させて液晶部を下ろせばタブレットスタイルとして使用できるなど、6つのスタイルに切り替えられるとのこと。ディスプレーはWQHD(2560×1440ドット)とフルHDの2モデルを提供予定。また、14インチの『Aspire R14』も発表されたが、こちらはディスプレーを背面に倒して360度回転するモデルだ。
Aspire Switch 11
キーボードから取り外しできる2in1PC
『Aspire Switch 11』はキーボードが分離できる2in1PC。ディスプレーサイズは11インチで、ディスプレー部分だけをタブレットとして利用できるのはもちろん、キーボードの向きを変えて装着すれば、キーボードでタブレットを固定しスタンドのように利用できる。このほか、ディスプレーとキーボードを組み合わせることで、4つのスタイルに切り替えられるのが特徴だ。また、ディスプレーサイズが12インチの『Aspire Switch 12』も合わせて発表された。
Revo One
家庭内でも置き場所を選ばない超小型デスクトップPC
『Revo One』は片手でも楽に持てる超小型サイズのデスクトップPC。スマートフォンやタブレットとの連携も意識されているようで、家庭用のメディアサーバーとしての利用も考えられている。6TBのHDDを備え、家族全員が使うマルチメディアコンテンツを保存しておくこともできそうだ。なお、詳細スペックは追って発表されるとのこと。
Iconia Tab 8W
低価格なWindows 8.1タブレット
『Iconia Tab 8W』はCPUにAtom Z3735Gを搭載した8インチタブレット。OSはWindows 8.1。Windowsボタンが無くAndroidタブレットとの共通ハードウェアを視野に入れた製品とも言える。ディスプレー解像度は1280x800ドット、バッテリー駆動時間は8時間。ヨーロッパでは10月から、アメリカでは11月から発売される予定だ。価格はヨーロッパが149ユーロ、アメリカが149.99ドルの予定。
Iconia One 8
カラバリが特徴の8インチAndroidタブレット
『Iconia One 8』は10色のカラバリが特徴のAndroidタブレット。ディスプレーは8インチ1280x800ドット。価格と発売日はIconia Tab 8Wとほぼ同時の予定。また、10インチの『Iconia Tab 10』も合わせて発表された。
Liquid Z500
予定価格は149ユーロの低価格スマホ
エイサーのスマートフォンは2製品が紹介された。そのうち『Liquid Jade』はすでに6月に開催された“COMPUTEX TAIPEI 2014”で発表された製品。今回はIFA2014に合わせてヨーロッパで発売されることがアナウンスされた。一方、新製品として発表されたのが『Liquid Z500』。5インチディスプレーに、CPUはMT6582(クアッドコア1.3GHz)を搭載。カメラはメイン800万画素、サブ200万画素。本体は8.7ミリと薄くなっている。価格は149ユーロの予定。
現在開発中の超低価格スマホ
2015年に発売予定
そして現在開発中の、超低価格スマートフォンも紹介された。詳細スペックは不明ながらも、スマートフォンとしてフルの機能を搭載しているとのことだ。新興市場などで2015年に発売される予定。
■関連サイト
エイサーグローバルサイト
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