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未来のゲームのカタチが見えてくる CEDEC 2014開催中

2014年09月02日 18時30分更新

 現在パシフィコ横浜で開催中のCEDEC(コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス)2014。ゲームなどのコンピューターエンターテインメントの開発者のためのカンファレンスということで、さまざまな開発者が集うインタラクティブセッションには未来のゲームはこうなるのか! と思わせられるものがいっぱいありました。その中でもとくにおもしろそうだったものを紹介したいと思います。

CEDEC 2014

 ニフティはNIFTY Cloudでの、スマホゲームにおけるサーバー側の機能をクラウドで提供するシステム“mobile backend”を展示していました。運用コストや工数がかなり削減できるようになるとのこと。

CEDEC 2014

 地図製作でおなじみのゼンリンは秋葉原や渋谷のデータをUnityで提供。さまざまなシーンのプリセットが用意されているので、例えば雨の秋葉原なども簡単にゲーム上で再現できるそうです。ちなみに、秋葉原を再現したモデルデータの名前は“Japanese Otaku City”でした。

CEDEC 2014

 タイピングと鼻歌だけで初音ミクが歌ってくれる“HANAUTAU”。操作が難しそうですが、タイピングが得意な人なら15分くらいで普通に歌わせられるようになるそうです。自分が歌ったとおりにミクさんが歌ってくれるのには少し感動しました。現在無償で提供されているとのことです。

CEDEC 2014

 視線を感知してくれるキットを提供していたのはTobii。視線を動かすだけで敵に攻撃できるシューティングゲームもおもしろかったのですが、視線を動かすだけでページをめくってくれる読書機能がメチャクチャ便利そうでした。

CEDEC 2014

 最後は神奈川工科大学の授業から生まれた、北海道と青森が戦う(?)音ゲー“アオモリズム”。ねぶたのリズムにのって流れてくる北海道の特産品を打ち返して勝利を目指します。ゲーム自体はシンプルなのですが、北海道vs青森といういい意味でくだらない構図に思わず笑ってしまいました。

 CEDECは4日(木)まで開催されています。追ってカンファレンスのレポートを掲載していきますので、そちらもご覧下さい。

■関連サイト
CEDEC2014

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