決勝大会の司会は“DDTプロレスリング”に所属するゲイレスラーの男色ディーノさんと、“アニメちっくアイドル”の桃知みなみさん。このイベントは秋葉原に店舗を構えるメイド喫茶のなかから、『World of Tanks』(以下WoT)最強のメイド喫茶を決める企画。参加したメイド喫茶は以下の6店舗。
・JAM AKIHABARA
・ハート オブ ハーツ
・橙幻郷
・フィーユ
・ぴなふぉあ
・メイリッシュ
これらのメイド喫茶は、店舗で働くスタッフ(メイドさん)と常連客(ご主人様、旦那様)で7人ずつのチームを結成し、優勝賞品のチャンピオンベルトを賭けてトーナメント形式で競い合った。果たして結果はいかに!?
■初心者と経験者が入り混じった7対7のお祭りバトル!
対戦のルールは、チームのリーダーを務めるメイドさんだけがドイツのTier7重戦車『Tiger I』を使い、その他のメンバーは『T-34』や『Pz.Kpfw.IV Ausf.H』、『StuG III』、『SU-85』など規定のTier5戦車から選んで使用できる。
相手チームを全滅させるか、試合終了時に生存台数が多かったチームが勝利だ。参加者のほとんどがガチプレイヤーというわけではなく、数ヵ月前から特訓をしてきた選手や、なかには「今日初めてプレイします!」とコメントした初心者も参戦していた。
このことからわかるとおり、世界中で頻繁に開催されているプロゲーマーレベルのWoT対戦大会とは趣が異なり、みんなでワイワイとタンクバトルを楽しむ、お祭り感たっぷりのイベントだった。
■初心者ならではのハプニングシーンに会場は大爆笑
対戦表が発表され、第一試合に参加する両チーム“橙幻郷”と“ぴなふぉあ”がステージのプレイヤー席に着くと、司会の男色ディーノさんと桃知みなみさんが両チームのリーダーにインタビュー。軽快なトークと強烈なツッコミで会場を盛り上げていた。
特に会場を沸かせたのは第2試合の“JAM AKIHABARA”対“フィーユ”。圧倒的な強さを見せるJAM AKIHABARAは次々と相手の戦車を撃破し、ついに敵チームのリーダーである『Tiger I』を残すのみとなった。
Tiger Iは移動し続けながら反撃を伺っていたが、水際の崖を進みすぎて後戻りができなくなり池にポチャン! 水没して試合が終了した瞬間、会場の客席からは大きな笑いが起こった。
試合後のインタビューで男色ディーノさんは、水没したTiger Iを操作していたフィーユのリーダーに「相手に殺られるくらいなら自決? 最後に会場の注目を集められて、ある意味勝利? イヤらしいねぇ(笑)」と感想を述べると、再び会場に爆笑が起こった。
このままアットホームな雰囲気でトーナメントは進み、いよいよ決勝戦。優勝決定戦は“メイリッシュ”と“JAM AKIHABARA”が戦うことになった。そして、気になる試合の結果は秋葉原で開業から13年を数える老舗メイド喫茶メイリッシュが優勝。
秋葉原WoTナンバーワンメイド喫茶の栄光に輝いたメイリッシュのチームリーダーは、試合後に「旦那様方のおかげで勝つことができました。今日参加してくださった旦那様、足手まといな私達を助けていただいてありがとうございました」とコメント。
そして、男色ディーノさんから優勝賞金5万円分のチケットとチャンピオンベルトを受け取り、メイド服の上から腰に巻いて勝利をかみしめていた。
World of Tanks
●メーカー:Wargaming.net
●基本プレー無料
●対応OS:Windows XP/Vista/7/8
●CPU:2.2GHz以上
●メモリー:1.5GB以上
●HDD:空き容量16GB以上
■関連サイト
・World of Tanks公式サイト
(C) Wargaming.net
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