キヤノンは、個人向けインクジェットプリンター5機種とビジネスインクジェットプリンター5機種、フラットベッドスキャナ1機種を発表した。
個人向けインクジェットプリンターはカラバリが豊富で、女性をターゲットにしたモデル『MG7530F』に注目。スマホ・タブレットとの連携機能が強化され、NFC対応機種なら本体にタッチするだけで印刷できるようになった。
●PIXUS MG7530
カラバリはブラック、ホワイト、オレンジ、ブラウンの4色で、PIXUSシリーズでは最上位のプレミアムモデルの複合機。NFC対応のスマホ・タブレットの専用アプリから写真を選んだ状態でプリンターにタッチすると、自動的にWiFiで接続して印刷できる“PIXUSタッチ”を搭載。
スキャンしたデータを下書きメールとして追加できる“Attach to Webmail”、添付してそのまま送信できる“Scan to Email”のほかに、クラウドへ保存できる“Scan to ストレージサービス”も追加された。予想実売価格は3万円前後。9月上旬発売予定。
●PIXUS MG7530F
女性をターゲットにした複合機で『PIXUS Atelier』(ピクサス・アトリエ)という名称が付けられている。本体色は淡いピンク系の“エクリュベージュ”。スマホ用の専用アプリ“PIXUS Atelier PRINT ”も、インターフェースに花などを使った女性向けのデザインになっている。予想実売価格は3万円前後。9月上旬発売予定。
●PIXUS MG6730
PIXUSシリーズのハイスペックモデルの複合機。前面に2段の給紙カセットが搭載されており、2種類の用紙を同時にセットできる。予想実売価格は3万円前後。9月上旬発売予定。
●PIXUS MG5630
PIXUSシリーズのスタンダードモデルの複合機。カラバリはブラックとホワイトの2色。予想実売価格は2万円前後。9月上旬発売予定。
●iP110
持ち運びに特化した5色ハイブリッドインクのモバイルインクジェットプリンター。GoogleクラウドプリントやAirPrintに対応しており、スマホからWiFi経由で手軽に印刷できる。ブラックインクを節約するモードも搭載。予想実売価格は3万円前後。11月上旬発売予定。
●MB5330/MB5030
ビジネスインクジェットとして新たに投入される『MAXIFY』シリーズ。いずれも高速スキャンとコピーが可能な複合機。FAX機能も備わっている。『MB5330』は50枚の用紙両面の印刷もしくはスキャンが可能。給紙カセットは2段で最大250枚の用紙を収納できる。『MB5030』は、給紙カセットが1段のモデル。予想実売価格は『MB5330』が4万円前後、『MB5030』が3万円前後。10月発売予定。
●iB4030
前面に2段の給紙カセット、自動両面印刷に対応したインクジェットプリンター。スキャナーの機能は備えない。予想実売価格は2万円前後。10月発売予定。
●MB2330/MB2030
『MB2330』は2段の給紙カセットを備え500枚の用紙を収納可能。『MB2030』は給紙カセットが1段のモデル。いずれもFAXと無線LANを搭載しており、スモールオフィスに適したモデル。予想実売価格は『MB2330』が2万5000円前後、『MB2030』が2万円前後。10月発売予定。
●LiDE220
立てた状態でもスキャンできる軽量なフラットベッド型スキャナー。コンセント不要でUSB給電で利用可能。予想実売価格は1万円前後。10月発売予定。
■関連サイト
キヤノン
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります