いまどきSNSボタンがないなんて
こんにちは。ライターの松下です。10年ほど放置していた会社のホームページをリニューアルしていくWeb企画の3回目です。BiNDクラウドは初年度無料、2年目からも月480円でつくれるオンラインサービス。手軽にチャレンジできるのが魅力です。前回はBiNDクラウドのテンプレートをもとに1ページのランディングページをつくりました。
前回のお話はこちらをご覧ください。
さて今回は、SNSとの連携のお話です。前回までで、一応の企業サイトらしい形にはなりましたが、まだ名刺程度の情報です。今後も定期的に更新しなければ、今も稼働している会社なのか、忙しいのか、休業中なのか、廃業したのかわかりません。
私の場合、今は盛り上がって更新する気満々でいても、実際ほかの仕事で忙しくなったら、更新し続ける自信がありません。そもそも、大々的に告知しづらい下請けや裏方作業の場合、リリースを定期的にアップすること自体が難しいこともあります。
そこで、SNSとの連携です! 忙しくても、忙しいからこそ、移動時間に空いた時間に、つい見て書きこんじゃうのが、ツイッターやFacebook。
BiNDクラウドには、外部の各種SNSと連携できるウェブサービス『SYNC for WebLiFE』が利用でき、“ツイート”ボタンや“いいね!”ボタン、タイムラインの表示もカンタン。さっそくやってみましょう。
ブロックを追加してレイアウトをカスタマイズ
まずはツイッターの“ツイート”ボタン、Facebookの“いいね!”ボタン、Google+の“+1”ボタンを追加します。これらは、サイトに訪れた相手が、彼らの友人・知人にサイトを紹介してくれる素敵なボタンです。自分はツイッターやFacebookをやっていなくても相手が拡散してくれるので、これだけは設置しておくべきです。
これらのシェアボタンは、ビルボードの下に一列に並べて置くことにします。まずは、SNSパーツのブロックを追加するための新しいエリアをつくります。
ビルボードのエリアを選択して“追加”ボタンをクリックすると、新しいエリアが追加される。 |
スマートモードでは、追加されたエリアの“編集”ボタンをクリックすると、ブロックテンプレートが一覧表示されます。“SOCIAL”を選ぶと、各種SNSパーツがずらりと並んでいるので、“いいね!ボタン”を選択するだけ。もうこれで設置完了です。アイコン画像の準備や、リンクのコードを編集する必要がありません。
ブロックテンプレートの“SOCIAL”には、いいね!ボタンのほか、Facebookの“Like box”などのパーツがそろう。 |
ビルボードの下に“ツイート”、“いいね!”、“+1”ボタンが設置された(赤い線で囲んだ部分)。 |
ツイッターのタイムラインで最新動向をたれ流そう
続いて、最新情報を発信するため、ツイッターのタイムラインを表示することにしました。
自分の個人アカウントを使ってもいいのですが、プライベートな話題が多くなるので、公式のアカウントを新たに作りました。Facebookページもこれを機に新設。企業ページは有料だとばかり思い込んでいたのですが、広告を入れなければ、すぐに無料でつくれるのですね。
さて、ツイッターのタイムラインは、縦長のパーツなので、メインコンテンツの右側に配置したいです。そこで、レイアウトメニューからサイドエリア付きのレイアウトに変更しました。
レイアウトメニューからエリアの配置が変更できる。レイアウトを変更しても、既存のブロックの内容は消えることはないので、安心してレイアウトを試せる。 |
“サイドA”エリアが追加された。ここにタイムラインのパーツを設置する。
SYNCでツイッターと連携する
タイムラインを設置するには、ツイッターアカウントの設定やアプリ認証が必要です。これらは『SYNC for WebLiFE』で設定します。SNSアカウントの設定やアプリ認証のほか、パーツの配色も選択できます。ステップ形式になっており、画面の指示に従って質問に答えていくだけ。設定項目がどこにあるのか迷うことなく、もれなくデザインやサイズまで設定できるのがいいですね。
ツイッターアカウントを入力して、連携機能を認証を承認。
パーツの配色と、スクロールバーの有無、表示するツイートの数などを設定。
これで設置完了です。作業時間はここまで実質10分程度と、とてもカンタン。つくったばかりのアカウントなのでつぶやきは少ないながらも、タイムラインがあるだけで動的な印象です。“ツイート”や“いいね!”の数が増えるように、更新にも意欲がわきそう。ツイッターからの反応や新たなつながりも期待できます。
Before |
After |
以前のページ(左)と完成したページ(右)。“いいね!”ボタンやタイムラインの設置で、ページに動きがでました。
正規サービスがスタート! モバイルサイトがつくりたい
現在のページは、スマホのブラウザーで見ると、文字が小さくて少々読みづらいです。BiNDにはモバイル用のテンプレートがありますが、エントリーコースで一度に作成できるのは、1サイトのみ。8月19日からBiNDクラウドの正規サービスが始まったばかり。プロコースなら、サイトは無制限につくれるし、独自ドメインも使えます。次回からはプロコースにアップグレードして、いよいよ本格運用です! お楽しみに!!
こちらがiPhoneで見たサイト。PC用とモバイル用とで見え方が変わるといいですよね。 |
※サンプルサイトはこちらで見ることができます。
松下 典子(編集者、ライター) パソコン雑誌編集者をへて、2000年に有限会社オフィス加減を設立。おもにIT関連書籍・雑誌の企画・編集・ライターとして、週刊アスキーなどで活動中。 |
提供:デジタルステージ
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