Macをはじめて使ったとき、スクロールの上下方向が逆でわかりにくい! と感じた人は多いでしょう。Windowsなどのマシンでは、書類の下方を表示したいとき、下にスクロールします。しかしMacでは、逆に上にスクロールしなくてはいけません。
これはOS X 10.7(Lion)から操作感を、iPhoneやiPadなどのタッチ操作に合わせたたためです。書類をタッチして動かすと考えると、書類の下方を表示したいときは、書類を上のほうに移動させる必要があるため上にスクロールします。このスクロール方向は「ナチュラル」としてモードが用意されており、オン/オフが可能です。
Macの場合 |
「ナチュラル」がオンの状態。リストの下方を表示するには、上にスクロールします |
Windowsの場合 |
「ナチュラル」がオフの場合。リストの下方を表示するには、下にスクロールします |
スクロールの「ナチュラル」モードのオン/オフは、「システム環境設定」で指定します。「マウス」か「トラックパッド」を開きましょう。「スクロールの方向:ナチュラル」という項目があるので、チェックを外してオフにすると、Windowsなどと同じ操作感になります。
「システム環境設定」を開く |
「システム環境設定」を起動したら、「マウス」か「トラックパッド」項目をクリックして表示しましょう |
「マウス」で設定 |
「スクロールの方向:ナチュラル」というチェック項目をオフにすれば、スクロール方向を下にすると書類の下方が表示されます |
「トラックパッド」で設定 |
こちらもマウス同様、「スクロールの方向:ナチュラル」というチェック項目をオフにすれば、Windowsと同じく下スクロールで下方表示になります |
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