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私の「OneNote」活用術:細かいパーツの買い物リストに重宝!|Mac

2014年08月08日 18時00分更新

 「OneNote」はマイクロソフト製のノートアプリ。従来は有料だったが、2014年3月に無料化すると同時にMac版もリリースされた。Windows/Mac/iOS/Android用アプリとウェブアプリが用意され、あらゆるデバイスで同期可能。パソコン側も専用アプリを使うのが、Googleドライブと異なる点だ。

 競合である「Evernote」との違いは、ノートの整理方法。Evernoteはメモを日付でざっくり整理するが、OnteNoteはノートブック/セクション/ページと3 段階で整理する。初めから内容ごとに分類したいユーザーにはOneNoteがお勧めだ。

OneNote
Mac用「OneNote」アプリはOfficeと近い操作感だが、起動や動作はキビキビとして快適。ネットにつながっていない状態でも試用可能だ。GoogleドライブもChromeから利用すればオフラインで編集機能できるが、アプリならより安心。

 OneNoteでは、買い物リストやTo Doリストに使えるチェックボックスなどのアイテムが「ノート シール」として用意されている。外出先でiPhoneアプリから購入したアイテムにチェックを入れ、未購入のアイテムを把握するといった使い方が可能。ほかにも文字に蛍光マーカーを引いたり、大きさ別の見出しを挿入する、現在の日付をワンタッチで入力するなどのツールが用意されている。ノート内にExcelのような表も作成可能だ。

OneNote

 そんなOneNoteを仕事でもプライベートでも活用している、鉄道マニアなライターシバタススム氏の例を紹介しよう。

鉄道マニア直伝
鉄道マニアなライターシバタススム氏。敬礼ポーズ!

 私は鉄道模型を趣味にしていますが、買ってきた模型をそのまま走らせるだけでは飽き足らず、最近はディテールアップに凝っています。最近の鉄道模型はそのままでも実物のようにリアルですが、模型ならではの省略された部分もあり、そこに少し手を入れるとさらにリアルで見栄えがよくなるのです。こうしたパーツは非常に細かく、ひとつの車両に何個も付ける場合もあるため購入リストを作るのはなかなか大変です。

 1軒の模型店ですべてそろうことはまれなので複数の店舗をハシゴしますが、どれを買ってどれを買っていないか把握しきれなくなります。そこでOneNoteを活用しています。必要なものはすべて買い物リストにまとめ、買ったらスマホでチェックを入れます。Macでリストを作れるので、以前より買い漏らしが減りました。

OneNote
Macで作った鉄道模型のパーツリストをスマホで閲覧し、購入したらチェック。種類が多いだけでなく、似たような型番が多数あり、どれをいくつ買うのか管理する必要がある。

 鉄道模型だけでなく、自作PCパーツや電子工作の部品などにも活躍します。


 本記事は、MacPeople9月号(7月29日発売)の第1特集「夏のモバイル活用術」から抜粋しました。本特集ではこのほかに、旅行や帰省、出張に役立つMacやiPhoneの活用術を紹介しています。夏のお出かけ前に要チェックです。

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