キリンビールは『SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレーブルワリー)』プロジェクトの始動を7月16日に発表しました。
『SPRING VALLEY BREWERY』は、味の違いと個性を楽しめるクラフトビールを本格的に展開することで、知る楽しさや選ぶ楽しさを買い手に提供し、ビールの魅力を深めていくプロジェクト。
取り組みの一環として、クラフトビールの『SPRING VALLEY BREWERY』ブランドを立ち上げ、今後キリンのネットショップ『DRINX』やキリンが新設するブルワリー専門店で販売していくことを表明しました。
発表会ではネットショップ『DRINX』でテスト的に販売するフラグシップビールの第1弾“496プロトタイプ”がお目見え。
『SPRING VALLEY BREWERY 496プロトタイプ』
330mlびん×6本
価格:3000円(送料込み)
※4000セット限定
『SPRING VALLEY BREWERY 496プロトタイプ』は、『DRINX』で数量限定で販売。ユーザーの意見などを取り入れながら、最高のクラフトビールを完成する過程のプロトタイプ(試作品)として提供されます。
“496”と銘打たれています。数字の由来は現段階では非公開とのこと。名前の謎もお楽しみのひとつ。 |
ビールのつくり手である醸造技術者、蒲生徹さんの名前がラベルに刻印されています。つくり手の顔が見えるビールです。 |
『SPRING VALLEY BREWERY 496プロトタイプ』を試飲してみました。
ふおお、うまい!
口に入れた瞬間、ふわっと麦の香りが広がります。後味はスーと抜けるよう。うまいっ、うまい(泣)。
……飲んべえの私は「うまい」という感想しか出てこなかったのでが、キリンが紹介している味覚特徴でイメージを固めていただければと思います!
『SPRING VALLEY BREWERY 496プロトタイプ』味覚特徴
エールのような豊潤さと低温熟成ビールのようなキレ、IPA(インディアペールエール)のように濃密なホップ感が特長の革新的なフラッグシップビール。苦味・甘味・酸味の究極のバランスが楽しめる。
『SPRING VALLEY BREWERY 496プロトタイプ』の『DRINX』での予約受付スタートは、後日開始と同時に発表となります。数量限定で早期売り切れが予測されるため、予約情報を慎重に発表しているそうです。9月には手元に届くということなので、予約受付となるでしょう。
キリンビールのプレミア感が高いビールといえば『グランドキリン』ですが、こだわり思考のユーザーがさらにビールの深みを追求できる方向に展開していくとのこと。クラフトビールは価格的には高めですが、通常の缶ビールとは飲んだ後の満足感が違います。ビール文化が豊かになることが期待でき、酒好きは今からワクワクしますね。
なお、キリンが新設するブルワリー専門店は、横浜市鶴見のキリンビール横浜工場内と代官山の2ヵ所に2015年春オープンの予定です。
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