ついにドコモ、au、ソフトバンクの新料金プランが発表になりました。それぞれのキャリアに“通話定額”かつ多彩な“パケット通信プラン”が用意されました。たとえば、ひとりでこのプランに入った場合は以下のような感じに。
ひとりでAndroidスマホを使って月5GB利用したい場合 |
↑それぞれ2年間契約の場合。月々サポートなどの各種割り引き、ユニバーサルサービス料金を除く(以下、同様)。 |
さらに4人家族で使うとこのような感じに。
4人でAndroidスマホを使って月15GBシェアしたい場合 |
↑親回線で大容量プランを契約し、子回線3つぶんでシェアした場合。ただし、auはシェアプランはなく、0.5GBごとに贈りあうことができる。 |
こうしてみるとひとりで使った場合は、価格的には横並びです。ただし、auとソフトバンクは通信可能容量の増加キャンペーンを行なっています。
また、新料金プランの特徴は家族間でシェア(auは任意で贈りあうギフト)できるのが特徴です。4人でLTEのAndroidスマホを使うとき価格的に見ると、ソフトバンク、ドコモ、auの順で安くなります。
とある小林家で試算 |
とはいえ、ここまでは割と“ベーシック”な月額料金。実際のニーズを満たす設定にすると諸々変わってきます。そこで、自分の家で必要な場合を試算してみました。まずは、現在の利用状況から必要な要素を明確にします。
・家族構成 父、母、自分、弟の4人
・現状 全員ドコモユーザー
・必要な合計パケット数 22GB
・固定回線は光で、NTT系プロバイダーと契約
【父】
ケータイ(SH-07B)で仕事の通話が最も多い。パケットはメールやネット利用で月5GB程度は必要。ドコモ歴13年(プレミアステージ)。
【母】
LTEスマホ(Disney Mobile on docomo N-03E)を利用。LINEの通話も利用するが周りのユーザーはまだ少なく、電話は音声通話がメイン。パケットはYouTubeなどもたまに見るため月7GBフルに使うことも。ドコモ歴12年(プレミアステージ)。
【自分】
LTEスマホ(Xperia Z2 SO-03F)を利用。取材で外に出ることも多く音声電話は月に1時間15分ほど使う。パケットはWiFiによくつなげるため、月3GBで済む。現在23歳(今年24歳)。
【弟】
LTEスマホ(GALAXY Note II SC-02E)を利用。通話はあまりつかわず、メールやLINEなどがメインで、ソーシャルゲームもよくプレイ。パケット使用量は現状月7GBに抑えている。現在20歳(今年21歳)。
というわけで、各キャリアで試算した結果がこちら。
ドコモ 合計 2万9160円(月額) |
↑父の“ずっとドコモ割”とふたりぶんの“U25割”だけでも2000円割り引き。かつ2GBの通信可能容量が追加されている。 |
au 合計 3万4344円(月額) |
↑母の13GBぶんのデータを自分と弟に逐次ギフトとすると決めた場合。ほかのキャリアと違い、シェアを受けるだけのプランがないこととauスマートバリュー対象外であることが影響して割高に。 |
ソフトバンク 合計 3万240円(月額) |
↑ケータイを利用する父以外の3人で17GBほどをシェアしようとすると各種割引の適用が対象外になり割高になってしまう。そのため、U25ボーナスを適用した自分を親回線、母を子回線としてデータをシェア。弟はシェア対象外としている。 |
というわけで、我が家でシェアプランを利用して安くしたい場合は、以下の理由でドコモがおトクかつ便利のようです。
・シェアプランに関しての制限が少ない
・25歳以下の割り引きとほかの割り引き特典を組み合わせられる
・長期契約特典で割り引きされる
参考になりましたでしょうか? ぜひ、みなさんも自分の家のニーズにあわせた料金プランを比較して検討しましょう!
●関連サイト
ドコモ 新料金プラン解説ページ
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