国内外の噂系サイトで7月6日から7月12日までに出回った内容をまとめました。先週もiPhone6関連の情報がかなり流れました。iPhone6のものとされる部品が次々と流出していますが、SIMカードトレーや背面パネルの色みを見ると現行のスペースグレイよりも暗い色となっており、ブラックモデルが復活するのではないかと推測されています。
そのほか、iPad miniの開発が中止されるのではないかという衝撃的なニュースも飛び込んできました。Appleはサプライヤーに対して次期iPad Airの部品供給は指示しているものの、iPad miniについては指示が出ていないとのこと。次期iPadシリーズは10月あたりにリリースされる見込みなので、現時点で部品が供給されていないことを考えるとこのニュースの信憑性が高まりますね。
7/7 iWatch向けに台湾メーカーがスタッフを増員
EMSOneによると、台湾ASE社が研究・開発スタッフなどを大幅に増員するそうです。同社の業務内容は、半導体のパッケージングやテスティングで、今秋にリリースされるiPhone6やiWatchに向けた増員と見られています。
7/7 iPadの出荷台数が下落か
EMSOneによると、需要の低迷によりiPadの出荷台数が減少するそうです。調査会社である台湾トレンドフォース社のウィッツビュー部門のレポートです。同社が7月3日に公開した資料では、タブレット端末の2014年の出荷見通しを前年比4.7%増の2億550万台に下方修正しています。ブランド別シェアではAppleの首位は揺らがないものの、出荷台数は前年比7.8%減になると予測しています。
7/7 iOS8 Beta3がリリース
Clut of Macによると、AppleがiOS8のBeta3を配布したとのこと。Beta3では、iCloud Driveが利用可能になっているそうです。これにより、DropboxやGoogleドライブに似た機能をiOS側がサポートすることになります。また、iOS8付属の「Health」アプリがモーションコプロセッサーのApple M7に対応したそうです。そのほか、「写真」アプリには最近削除した写真の復元機能が備わっているとのこと。Beta3では壁紙も新しくなっており、その壁紙をiDownload Blogが公開しています。
7/7 iPhone6のフロントパネルが流出
nowhereelse.frが、iPhone6のフロントパネルと考えられる画像を公開しています。これまでに流出したパネルと同様に、エッジ部分に向かって丸みを帯びているほか、FaceTimeカメラ用の位置が上部スピーカーの上から左隣に移動しています。
7/8 iPhone6はバッテリー性能が向上する
CNETによると、iPhone6はバッテリー容量がアップしているとのこと。具体的には、4.7インチモデルが1800~1900mAh、5.5インチモデルが2500mAhになるそうです。中国のIT168というメディアの情報です。
7/8 iPhone6は1万台のロボットで組み立て
EMSOneによると、iPhoneの組み立てで知られる台湾フォックスコン社は、同社が開発した産業ロボット「Foxbot」を使ってiPhone6を組み立てるそうです。まずはロボットを1万台導入し、中国河南省の鄭州工場に配備するとのこと。台湾紙「経済日報」の情報です。
7/8 iPhone6のフロントガラスはやはりサファイヤか
9 to 5 Macによると、iPhone6のフロントガラスの強度テストの映像が公開されているそうです。ナイフや鍵でのテストでもキズがつかないことから、サファイヤガラスが採用されている可能性があるそうです。
7/9 iPad miniラインは廃止か?部品情報が皆無
EMSOneによると、iPad miniは廃止される可能性が高いとのこと。台湾の金融情報サイト「理財網」が調べたところ、AppleがiPadのサプライヤーに対して、9.7インチのiPad Airの新型は7~9月、新ラインアップの12インチモデルは年末に部品を出荷する通知が出されたとのこと。一方で、7.9インチのiPad minについては情報が出てきておらず、廃止される見込みが高いそうです。
7/9 「iPhoneを探す」の地図がGooleマップから純正マップに
9 to 5 Macによると、「iPhoneを探す」機能などに使われている地図が、GoogleマップからApple純正マップに切り替わるとのこと。
7/9 iPhone6のSIMカードトレーやケーブルの写真が流出
Letem světem Applemによると、iPhone6用と言われるSIMカードトレーや各種ケーブルの写真が流出したとのこと。SIMカードトレーはiPhone6の本体色に合わせて、ブラック、シルバー、ゴールドの3色があるようです。ケーブルは、電源ボタン用と音量調節用の2種類があります。
7/10 フォックスコンが中国でMVNO参入か
EMSOneによると、台湾フォックスコン社や、中国のシャオミやレノボなどがMVNO事業に参入するとのこと。すでにチャイナ・テレコムと提携済みとのこと。湾の経済紙「工商時報」の情報です。
7/10 中国でiPhoneなどの高級機の販売台数が落ち込む?
EMSOneによると、中国政府がチャイナモバイル、チャイナテレコム、チャイナユニコムの通信キャリア3社に営業費の削減を指示したとのこと。具体的には、6600億程度の削減を要求しているそうです。これに伴って販売奨励金が少なくなり、iPhoneやGalaxyなどの高価格のスマホの販売台数が減少すると見られています。
7/10 iPhone6用のケースの予約受付がスタート
大手ケースメーカーであるSpigenが、4.7/5.5インチのiPhone6用ケースをAmazonで予約開始しています。5.5インチモデルは、iPhone 6 Airと記載されており、正式名称にもAirの名称が入る可能性が高まってきました。販売は9月30日となっています。
7/10 技適マークなしの端末利用が解禁、ただし訪日者のみ
日本経済新聞によると、総務省は2015年より訪日者に限って技適マークなしの通信端末の使用を許可するとのこと。これにより、訪日者向けのSIMカードの販売が可能になるそうです。また2020年の東京五輪に向けて、無料の公衆WiFiの整備や国際ローミング料金の引き下げなども進めるそうです。
7/10 次期MacBook Airは来年2月、Pro Retinaは7月
MacRumorsによると、中国の情報サイトであるVR-Zoneが米インテル社の次期CPUアーキテクチャーである「Broadwell」の最新リリーススケジュールを公開したとのこと。次期MacBook Airや次期13インチMacBook Pro Retinaに搭載されると見られる「Broadwell U 2+3」は2015年2月あたりの出荷になるそうです。15インチのMacBook Pro RetinaやiMacに搭載されると見られる「Broadwell H 4+3e」は2015年の7月になるようです。
7/10 各種テストで判明!iPhone6のフロントガラスは超硬度
Nowhereelseによると、4.7インチのiPhone6用と見られるフロントガラスの耐久性テストの映像が公開されているそうです。鍵でこする、カッターで切る、ネジを打ちつける、ハンマーで叩く、落とす、手で曲げる、ペンチで曲げる、火であぶるというテストはクリアしたとのこと。ただし、車で轢くというテストで割れたそうです。
7/10 iPhone6の背面パネルの画像が流出
MacRumorsによると、Feld & VolkというサイトがiPhone6のものと見られる背面パネルの画像や映像を公開しているとのこと。スピーカーグリル部分の穴がまだ空けられていないようです。
7/10 TSMCがApple A8プロセッサーを出荷開始
9 to 5 Macによると、台湾TSMC社がApple A8プロセッサーの出荷を開始したとのこと。Apple A8は20nmプロセスが採用されており、28nmプロセスのApple A7に比べて、1Wあたりの電力効率や性能が優れているそうです。またTSMCは、来年にも16nmプロセスを採用するそうです。
7/11 iPhone6の初期ロットは6800万台でiPhone5から倍増
EMSOneによると、iPhone6の初期ロットは6800万台でiPhone5sから倍増しているそうです。量産が本格化するのは7月からとのことで、全体の7割は台湾フォックスコンが製造するそうです。
7/11 iPhone6でブラックモデルが復活
9 to 5 Macによると、iPhone6ではブラックモデルが復活する可能性があるそうです。流出している部品は、iPhone5sのスペースグレイモデルよりも暗い色合いとなっているそうです。
7/11 iWatchの量産開始は11月にずれ込む
MacRumorsによると、iWatchの量産開始は9月から11月にずれ込むとのこと。量産が遅れる理由としては、OSとハードウェアに設計に時間がかかっているからだそうです。KGI証券のアナリストであるミン・チー・クー氏による指摘です。
7/11 iPhone6のLCDブラケットの写真が流出
9 to 5 Macによると、Apple.Club.twが4.7インチiPhone6のものとみられるLCDブラケットの写真を公開しているそうです。Apple.Club.twのサイトでは、iPhone5sのLCDブラケットも併せて掲載されています。
7/11 iPhone6が第4世代触覚フィードバック技術を搭載する?
リンゲルブルーメン経由、Gforgamersによると、iPhone6には第4世代触覚フィードバック技術が搭載される可能性があるそうです。液晶パネルをタッチすると本体が振動するなどのフィードバックが得られるようです。
7/12 シャープが亀山工場にあるApple用設備の買収を検討
日本経済新聞によると、シャープ(株)は、Appleが出資していた同社の亀山工場内にあるApple専用の設備を買収する準備を進めているそうです。同工場ではiPhone用のパネルを量産しているそうで、シャープとしてはiPhone以外のスマホのパネルも製造したい意向とのこと。買収額は300億円程度になるそうです。なお、Appleは買収の条件として、韓国サムスン電子社へ供給しないことを挙げているそうです。
7/12 Apple A8のクロック周波数は2.0GHz超えか
CnBetaによると、iPhone6や次期iPadに搭載される見込みのApple A8プロセッサーは、動作周波数が最大で2.0GHz以上になるそうです。Apple A7の動作周波数は1.3~1.4GHzなのでかなり大幅なクロックアップですね。なお、コア数は従来同様デュアルコアとなるようです。
さて、好評発売中のMacPeople 8月号の特集ラインアップは、WWDCでベールを脱いだOS X YosemiteとiOS 8の新機能総ざらい、アップルの新プログラミング言語Swiftパーフェクトガイド、WordPressで作るレスポンシブウェブデザイン、Googleアナリティクス基礎講座──の4本です。電子版なら気になるキーワードで検索ができるほか、定期購読は紙よりも安くてお得ですよ!
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