週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

世界初NFCタグ内蔵ボールペンがスゴイ 国際文具展の台湾ブースがアツイ

2014年07月10日 22時00分更新

 7月11日まで東京ビッグサイトで開催中の第25回『国際 文具・紙製品展 ISOT(イソット)』では、国内メーカーに限らず台湾やアジアの企業も多く出展しています。特に台湾のメーカーはNFCを組み込んだアイテムを展示していて目を引きましたよ。
 国際文具展で見てきたアジアのハイテクステーショナリーを紹介します。

世界初のNFC内蔵ボールペン

文具展
『NFC キーパー』 ●WASHOW

 本社を台湾に構えるWASHOWは、NFCタグを超小型化。米粒大のNFCを内蔵したペンを展示していました。
 『NFC キーパー』は対応のスマホをかざすと、設定用の専用のアプリのGoogle Playが立ち上がります。

国際文具展
国際文具展

 スマホをペンにかざすだけで、たとえばマナーモードに設定を変えたり、特定のアプリを立ち上げることが可能です。WASHOWはぬいぐるみやイヤフォンなどにもNFCを内蔵することを提案しています。日常的に卓上にあるペンだからこそ、かざすだけでスマホに特定のアクションを起せると便利かもしれないです。

iPhoneのケーブルクリップにNFC!?

文具展
Tunne1Pad ●Maconics Technology

 こちらも台湾のメーカーMaconics TechnologyによるNFCタグ内蔵のケーブルクリップ。

国際文具展
国際文具展

 底面は卓上にくっつく粘着性の素材になっており、スマートフォンのケーブルを内部にとおして固定できます。さらにNFC対応のスマホをかざすと、特定のアクションを起こすことができます。

 ブースではiPhoneやiPadのライトニングケーブルが固定されて展示されていました。

文具展

 ん……。iPhoneやiPadは現状NFC対応じゃなかったような。ちなみに製品名は『Tunne1Pad』で、iPadではなく1(ワン)Padのようです。

ハサミのように台が不要なカッター

文具展
『ゼロカッター』 ●ES&D

 こちらは韓国のメーカーES&Dがデモを行なっていた『ゼロカッター』。ハサミ? カッター? 不思議なデザインです。

文具展

 先端は円状の刃物になっています。

文具展

 谷間に紙を挟んで左手で引くようにするとスルスルと切れます。ハサミよりもキレイに線に沿って紙を切ることができるのが特徴です。また、通常のカッターのように台は必要ないので、切る場所を選びません。
 『ゼロカッター』を実際に使ってみましたが、ハサミのようにチョキチョキ右手を動かす必要なく、スーと引っ張るだけで紙が切れて爽快でした。新感覚のカッターです。

 以上、『国際 文具・紙製品展 ISOT(イソット)』に展示されていたアジアの最新文具でした。NFC内蔵の文具はこれから日本でも普及するかも。注目です。

関連サイト
第25回 国際 文具・紙製品展 ISOT(イソット)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう