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ブラウザーでも動くAndroidScriptで写真表示アプリを作成|Mac

 JavascriptでAndroidアプリが作成できる「AndroidScript」。Google Playストアで入手可能な「AndroidScript programming IDE」で開発が可能だ。ウェブブラウザーからも操作できるため、Macやパソコンからも遠隔操作できる(関連記事)。

 今回は、本ツールを使って画像表示アプリを作成した。基本的なインターフェース部品を配置し、その操作に応じた処理を実行させる。具体的には、アプリ作成時に設定した画像を表示し、2本のスライダーで画像を拡大/縮小や回転させるというものだ。

AndroidScriptで作成した画像表示アプリ

android_script_2

 アプリの初期画面には、MacPeopleの表紙画像、「Scale:」というラベルとスライダー、「Rotation:」というラベルとスライダーを並べた。

android_script_2

 「Scale:」スライダーを右に動かすと画像が拡大表示される。元画像の解像度が低いので拡大すると粗くなる。

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 「Rotation:」スライダーを動かすと、画像がその場で回転する。スライダーを左端に動かすと0度、右端では360度となる。

android_script_2

 画像を回転させた状態のまま「Scale:」スライダーを左右に動かせば、回転したままの画像がその場で拡大/縮小される。

ソースコード

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(1)「OnStart()」ファンクションの中身を編集。先頭部分を図のように変更する。3行目はAndroidデバイスの向きを変えても画面が回転しないようにする設定だ。5行目で直線的なレイアウトを作成し、7~9行目で画像をレイアウト上に配置している。

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(2)「OnStart()」ファンクションの中間部分。11~14行で「Scale:」というラベルを、16~20行で1本目のスライダーを配置している。スライダーを動かすと「skb1_OnTouch()」ファンクション(4を参照)が呼び出される。

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(3)「OnStart()」ファンクションの残りの部分。22~25行で「Rotation:」というラベルを、27~31行で2本目のスライダーを配置している。このスライダーから「skb2_OnTouch()」ファンクション(4を参照)が呼び出される。

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(4)最後に、スライダーを動かすと呼び出される2つのファンクションを定義する。「skb1_OnTouch()」は画像のスケーリング用、「skb2_OnTouch()」は回転用だ。それぞれの処理は、画像オブジェクトのファンクションを呼び出すだけだ。

 MacPeople 8月号(6月28日発売)の「ロードテスト」(Nexus 7 2013)では、本アプリのより詳しい作成方法を紹介しています。興味を持った方は参考にしてください。

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