本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法を紹介しています(関連記事はこちら)。
OS XとiOSの融合を象徴する機能のひとつに「フルスクリーン」があります。デスクトップ全域をひとつのアプリが占めることで、さまざまな要素を一度に表示できるようになりました。
「カレンダー」は、限られた時間/期間にスケジュール(イベント)を詰め込むため、情報が過密になりがちで、フルスクリーン表示に適したアプリといえます。
週単位の表示もフルスクリーンなら余裕……。のはずが、忙しい人はイベントの詰め込み方が尋常ではありませんから、一度に表示するのは、カレンダーの「環境設定」で指定できる7日や5日では足りない、広々と表示できる2日にしてほしい、という要望もあるはずです。
そんな人は、カレンダーを終了してからターミナルを起動し、以下のとおりdefaultsコマンドを実行してみましょう。次回カレンダーを起動したときには、週表示が2日に変わっているはずです。
カレンダーの週表示を2日間にする
defaults write com.apple.ical "last calendar view description" "2-day" [enter]
続いて、元に戻します。
defaults delete com.apple.iCal "n days of week" [enter]
ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。
さて、好評発売中のMacPeople8月号の特集ラインアップは、WWDCでベールを脱いだOS X YosemiteとiOS 8の新機能総ざらい、アップルの新プログラミング言語Swiftパーフェクトガイド、WordPressで作るレスポンシブウェブデザイン、Googleアナリティクス基礎講座です。電子版なら気になるキーワードで検索ができるほか、定期購読は紙よりも安くてお得ですよ!
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