『Dropzone 3』
バージョン:3.0
価格:500円
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)Aptonic Limited
みなさん、こんばんは。MacPeople/週刊アスキー編集部を絶賛兼務中の吉田でございます。今回紹介するアプリは「Dropzone 3」。前回紹介した「Swiftdrop」に似たアプリですが、こちらはAirDrop経由のファイル転送なども素早くこなせる、かなり便利なツールです。
起動すると、メニューバーに「↓」のアイコンが表示されるので、これをクリックしましょう。操作画面が現れたら、「Add to Grid」を選びます。
このメニューでは、ファイルをドラッグしたときの挙動を選べます。ファイルを移動したい場合は「Move Files」を選んで、移動先のフォルダーを選べばOKです。「Copy Files」の場合は、ドラッグした元のファイルはそのまま残して、指定したフォルダーにコピーすることになります。
そのほか「Built in Actions」を選べば、各種アプリやサービスにファイルを直接受け渡せます。ダウンロードしたファイルをDropboxやGoogleドライブに保存したいといった場合に素早く対処できるのが便利すぎです。
「Drop Bar」の部分にファイルをドラッグした場合、図のようにファイルが操作画面上に張り付きます。この状態で操作画面上からほかのフォルダーやボリュームにファイルをドラッグすると、このファイルがコピーされます。ファイルの一時保管場所にも使えるわけですね。
このアプリがすごいのは、AirDropに対応しているところです。AirDropはOS Xが備えるピア・ツー・ピアの無線ファイル転送機能ですが、利用するには双方のマシンでAirDropのウィンドウを開いておく必要があります。しかし、このアプリを使えば、操作画面内にあるAirDropのアイコンにファイルやフォルダーをドラッグするだけ。
相手先のマシンがAirDropウィンドウを開いていれば、図のようにマシンを選んで転送できるのです。
デスクトップ画面がファイルで散らかっているアナタ。このアプリを導入すれば、ファイルの管理がグンと楽になりますよ。
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