“ポラロイド”ブランドの子ども向けスマホとして、クロスリンクスマーケティングが4月に発売した『PolaSma(ポラスマ)』。その後、大人からの反響が多かったため、大人版となる『LINEAGE(リネージュ)』を発表しました。
大人も欲しがるスマホ、早速触ってきました。
■スペックは『PolaSma』そのまま。カバーは白・黒が付属
発表どおり、スペックは『PolaSma』とまったく変わっていません。特徴的だったジャパンディスプレイ製のIPS液晶搭載、デュアルSIM対応という点もそのままです。
↑高精細、広色再現域をうたうジャパンディスプレイ製の5インチIPS液晶。色も鮮やか。
↑視野角も広いです。
↑側面。端が丸みを帯びているので持ちやすい印象。
↑バックカバーはシンプルな白と黒の2色のみ。Polaroidのロゴがステキです。両カバーが付属するので付け替えが可能です。
↑Xperia Z2(左)、LINEAGE(中)、iPhone 5s(右)と比較。
↑厚さも比べてみました。並びは上と同じです。
↑背面のバックカバーを開けるとSIMスロットが2つ。音声通信やデータ通信を切り替えられる仕様です。W-CDMAの2100MHz、800MHz帯の3G対応で、ドコモ、ソフトバンクの回線が利用可能。LTEは非対応でした。
■プリインアプリは大人向けに変更!
『PolaSma』で搭載されていた子供向けアプリの『KIDO'Zショップ』や『モバみっけ』、『キッズダイヤラ』のほか、『漫画風製作所』、『サムライカメラ』といった写真系アプリがすべてなくなっていました。
代わりにプリインストールされているのは以下の4つです。
・楽天でんわ -番号そのままで通話料がお得-
・SMARTalk -スマホの通話料をトコトン安くする-
・3分で雑談力をつける まとめ読みアプリ【グノシー】
・バッテリー長持ち・節電 Yahoo!スマホ最適化ツール
↑アプリ一覧。プリインアプリの4つが確認できました。左下の『Android Store』がGooglePlayです。独自アイコンですが、ちゃんとアクセスできました。
同社代表の平石氏によると、発売までにセキュリティアプリを追加プリインストールしたい考えであるとのこと。具体的なアプリ名等は公表されませんでした。
『ポラロイド』ブランドということでカメラ系アプリに期待しましたが、標準のカメラアプリ以外は見当たりませでした。ちょっと残念……。
発売は7月2日から。ヨドバシカメラ、ビックカメラ、アマゾンの各ECサイトで販売されます。また、本日6月10日より同サイトで予約を開始しています。
直販価格は2万6667円(税抜)。SIMとのセット販売は今のところ未定とのこと。
『PolaSma(ポラスマ)』から比べると、『LINEAGE(リネージュ)』はかなりシンプルな印象を受けました。余計なアプリがない、SIMフリーの安価な端末を探しているという人にとっては、充分候補に入れられそうです。
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