MHLコンソーシアムによる、MHL3.0の発表会が開催された。
MHLとはMobile High-definition Linkの略で、携帯電話向けの映像出力の規格であり、MHLコンソーシアムは、ノキア、サムスン、シリコンイメージ、ソニー、および東芝による、MHL規格を開発し、その普及を促進する団体だ。
まずは、シリコンイメージジャパンの竹原氏より、挨拶が行なわれた。
続いてMHLコンソーシアムのプレジデントのRob Tobias氏より、MHLのこれまでの歩みと、MHLによってスマホが新しい使い方をされるようになったということ、そして2013年8月に発表されたMHL3.0のアピールが行なわれた。
4K解像度への対応はやはりインパクト大。
充電にも対応しているので、本体のバッテリーの残量を気にせずに使える。
データ転送も高速化。このほか、オーディオやタッチスクリーンにも対応している。
ソニーモバイルの『Xperia Z2』や『Xperia Z2 Tablet』、ソニーのブラビアなどがMHL3.0に対応している。
会場ではデモも行なわれた。
こちらは実際に4Kの動画をテレビに出力しているところ。しかも本体への負荷もそれほどでもないということで、かなり快適に再生されている。
ゲームも遊べる。コントローラーはスマホ側と接続しているが、遅延はほとんどないとのこと。
ヘッドマウントディスプレーにも出力できる。
タッチセンサーにも対応。ただ、現時点では対応端末が少なく、Bluetoothによる制御となっている。
■関連サイト
・公式サイト
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります