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マイクロソフト台湾は低価格タブレットやEmbeddedソリューションを公開:COMPUTEX2014

2014年06月04日 15時15分更新

 台湾・台北で開催中(6月3日~)のCOMPUTEX TAIPEI 2014には、マイクロソフトの台湾法人(Microsoft Taiwan)がブースを出展。例年通り、多数のOEM・ODMメーカーによるWindowsデバイスや、Windows Embeddedを利用したソリューションが並びました。

MS台湾COMPUTEX2014
↑COMPUTEX TAIPEI 2014のマイクロソフト台湾のブース。

 Windowsタブレットとしては、東芝が米国で発表した『Encore 2』が展示されています。8インチモデルは199.99米ドル(約2万500円)、10インチモデルでも269.99米ドル(約2万7700円)と、”TOSHIBA”ブランドにも関わらず安価な価格設定が特徴です。

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↑海外向けの東芝製Windowsタブレット『Encore』の後継モデル。なお、台湾でも東芝ブランドはかなり人気が高いとのこと。
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↑Encore 2では、10インチモデルも追加された。
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↑オプションのキーボードにより、Officeアプリもフル活用できる。

 ほかにも廉価版Windows『Windows 8.1 with Bing』を搭載した機種が初登場となりました。その中でも最も安価と思われるEmdoor製の8インチタブレットは、なんとメモリが1GB、ストレージが16GBという最小構成です。ストレージ上にはリカバリー用のパーティションも存在することから、Cドライブの容量はわずか8GB強となっていました。

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↑Windows 8.1 with Bingを搭載した低価格8インチタブレット。
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↑安価なAndroidタブレットと同等の質感という印象だ。
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↑16GBとはいっても、リカバリー用に5.86GBが確保されており、Cドライブは8.32GBしかなかった。

 また、Windows Phoneでは、Lumia 1020にWindows Phone 8.1をインストールした実機を展示。”Cortana”など、Windows Phone 8.1の新機能を試せるようになっていました。

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↑Cortanaに「なにかジョークを言って」と頼んだところ、ちょっと理解しがたいアメリカンジョークが返ってきた。

 さて、マイクロソフト台湾のブースの見どころのひとつは、Windows Embeddedを用いたソリューションのコーナーです。POSやデジタルサイネージ、監視カメラなど多彩な業務用ソリューションのデモが行なわれていました。

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↑多数のソリューションが並んだ、Windows Embeddedコーナー。
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↑Windows Embeddedでは、従来型のUIにも対応可能。こちらはレストランにおけるPOSの例。

 Bluebird製のWindows Embedded 8 Handheld端末を利用した例では、スキャナーで商品のバーコードを読み取ったり、クレジットカードリーダーで決済に利用したりと、小売店で役に立ちそうな機能を紹介しています。

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↑BluebirdのWindows Embedded 8 Handheld端末。
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↑スキャナーやクレジットカードリーダーを搭載、アプリやPOSシステムと連携できる。

 その他、デジタルサイネージや監視カメラのソリューションも、Windows Embeddedにより高機能に進化しています。

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↑AOPENによるデジタルサイネージシステム。カメラの入力画像から通行人の“性別”を検出し、サイネージ画面を何秒間見たか、といったデータを収集できる。
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↑GeoVisionによる監視カメラシステム。店内を監視するだけでなく、POSと連動することで、誰が何を購入しているかをリアルタイムに取得できる。

 教育用PCのコーナーでは、安価で頑丈なPCを多数展示。中でもデルの『Latitude 13』は、頑丈なボディに加え、飲み物をこぼしても大丈夫という密閉構造のキーボードが特徴。天板にはLEDを搭載しており、生徒がなにをやっているか、教師が把握できる機能も備えています。

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↑安くて頑丈というデルの教育機関向けPC。教室などで手荒に扱われてもビクともしないという。
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↑天板にはLEDが埋め込まれており、オンライン状態を確認できる。先生の側から教室全体を見渡して、こっそりネットにアクセスしている生徒を注意できるという仕組みだ。

■関連サイト
Microsoft 台灣 | 裝置與服務
 

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