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Windowsも“Next Billion”をターゲットに マイクロソフト基調講演:COMPUTEX2014

2014年06月04日 23時30分更新

マイクロソフト COMPUTEX2014

 マイクロソフトは台湾で開催中のCOMPUTEX2014においてキーノートを実施しました。同社製品である『Windows』および『Windows Phone』について最新情報やデモ、サードパーティー製端末が紹介されました。

マイクロソフト COMPUTEX2014
マイクロソフト COMPUTEX2014
マイクロソフト COMPUTEX2014

 まずは改めて同社の製品が世界中で使われていることを紹介。さらに“The next billion devices(次の10億人に向けた端末)”に必要なことを示しました。さらに、同社のクラウド製品群でどんな形状のデバイスでも同様のサービスが使われていることを示しました。

マイクロソフト COMPUTEX2014

 さらに発表済みの『Windows 8.1 Update』、『Windows Phone 8.1』のデモも実施されました。音声アシスタント機能である“CORTANA”のデモでは“How many calories in a banana?(バナナのカロリーはどのくらい?)”と聞いたら、“105cal”と答えたり、リマインダーの設定を音声アシスタントだけですませたり、iOSの“Siri”とGoogleの“Google Now”を組み合わせたかのような機能が紹介されました。

 そして、デモの最後にはCORTANAに向かって“I love you.(愛しているよ)”と話しかけ、CORTANAが“Thanks. Ditto.”と答えるコミュニケーション機能を披露して締めくくりました。

マイクロソフト COMPUTEX2014
↑デモを担当したWindows Group Product Managerのニック・ヘッダーマン氏。
タイル設定の強化
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3Dマップ
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端末内画像を
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壁紙に設定
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初登場の“File”アプリ
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コピーなどが可能
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音声アシスタント機能を
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オフにすることも
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バナナのカロリーは?
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台湾で一番高い建物は?
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リマインダー登録
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コミュニケーション
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 また、キーノートでは“The Internet of Things(IoT)”についても触れ、同社のクラウドソリューション“Microsoft Azure”が、さまざまなWindowsデバイスとそのほかのデバイスがセンサー、複数のOS、アプリケーションの橋渡し的な役割を果たすとしています。

マイクロソフト COMPUTEX2014
マイクロソフト COMPUTEX2014

 キーノートでは製品紹介も行なわれ、Windows製品はHPの法人向け2in1『HP Pro x2 612』や先日ASUSから発表された『ASUS Transformer Book T300 Chi』などが紹介され、実機も披露されました。

マイクロソフト COMPUTEX2014
↑『HP Pro x2 612』とKeynote全体の進行と製品紹介を担当したマイクロソフトOEM部門副社長のニック・パーカー氏。
ASUSの製品はまだ試作機
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非常に薄く軽量
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●関連サイト
日本マイクロソフト 公式サイト

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