ASUSが、Androidスマホからタブレット、ノートPCにもなる『Transformer Book V』などをCOMPUTEX2014のプレスカンファレンスで発表した。海外での発売日や価格、詳しいスペックもまだ触れられていないものの、日本での展開も気になるところ。
Transformer Book V
Padfoneシリーズのように、スマホをタブレット部の背面に挿しこんで使用できる3-in-1PC。大きく違うのは、そのあとキーボード部に挿しこむことでノートPCのように使うことができる点と、OSをAndroid、Windows8.1に切り替えられる点。スマホはAndroidだが、タブレットとノート状態時はどちらか好きなほうに切り変えられる。
CPUはAtomのクアッドコアが使用されるようす。スマホ用のものなので、タブレットやノート(Windows状態)での運用が気になる。メモリーは2GB、ストレージは64GB eMMC。液晶はスマホ時が5インチ、タブレットとノート時が12.5インチのHD解像度となる。LTEに対応。
Transformer Book T300 Chi
タブレットとノートとして利用できるWindows採用の2-in-1PC。特徴としては12.5インチWQHD液晶(2560×1440ドット)を採用しているところ。
また、キーボード部装着時で厚さ5.25~14.30ミリとかなり薄い。さらに、4G LTEにも対応している。日本での展開があれば、『TransBook T100』のように『艦これ』みたいなネットゲーム用として人気がでる可能性もある。
Zenbook NX500
アルミニウム製のユニボディー構造を採用したウルトラブック。CPUにCore i7、グラフィックにGeForce GTX850Mを搭載。通信もIEEE802.11ac対応で、高速ネットゲーミングも楽しめる。また、解像度は15.6インチ液晶は解像度3840×2160ドットと4K映像もサポートしている。
RT-AC3200
IEEE802.11acに対応した無線LANルーター。理論値で毎秒3200Mbitの高速通信を実現している。802.11acのMIMO技術を採用しており、複数の端末がつながっていても超高速でインターネットが楽しめる。
ProArt PA328Q
32インチの4Kディスプレー(3840×2160ドット)。アスペクト比は16:9。10億7000万の広表示が可能で、輝度350cd/m2。出荷時にキャリブレーションされるようで、買ったあともそのまますぐに使いだせるのは魅力的。
インターフェースはDisplayPort(60Hz/4K)、ミニDisplayPort(60Hz/4K)、HDMI(HDMI2.0で60Hz/4K、MHL3.0で30Hz/4K、HDMI1.4で30Hz/4K)、USB3.0×4を搭載する。
■関連サイト
ASUS
COMPUTEX TAIPEI 2014
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