2006年にサービス開始となり、今では人気コンテンツとなった『ニコニコ動画』。果たして10年後のニコニコ動画はどうなっているのか? そんな疑問にちょっとだけ答えてくれたのが、ニコニコ超会議3の“超時空ニコニコ研究所”だ。
ブースではたくさんの“左上”がお出迎えしてくれた。
まずはエプソンのスマートグラス『MOVERIO』で、いつでもどこでもどんな姿勢でもニコニコ動画を見られるように。
眼鏡の上から装着できるので、負担が少なくてイイ感じ。
ソニーのブラビアなど、最新のデバイスでニコニコ動画を体験できるコーナーも。
NTT西日本の光BOXでは、コメントをワンタッチで入力する機能が紹介されていた。テレビのリモコンでコメントを入力するのはこれまでは大変だったが、これで弾幕に乗り遅れることもなくなる。
こちらは“未来のニコ生”体験コーナー。
『Oculus Rift』を使い、まるでライブ会場にいるような体験ができた。ステージはもとより、客席でオタ芸を打っている観客も見られたりと、本当にライブ会場にいるような感覚に。
未来の技術のほかにも、ニコニコ動画を振り返ろうということで、“超歴史プレーヤ”でニコニコ動画を彩った人気動画をクロスフェード再生で試聴できる。
年表も公開されていた。年表にはユーザーによる書き込みがあり、“ニコニコ”の歴史を感じさせるものとなっていた。
3DSやVitaでニコニコ動画を視聴できるアプリも展示されていた。かなり快適に操作できる印象だ。実際に使えるので、端末を持っている人はぜひ体験してもらいたい。
最後に紹介するのは“超会議を支える謎の技術”。ニコ超の生放送のためのインフラなどが紹介されていた。技術好きにはたまらない展示だ。
ニコニコ動画は、いろんな技術を取り入れてどんどん進化していっているメディアだ。今回のVRを使ったニコ生ライブやスマートグラスを使ったニコ生視聴なども、遠い未来の話ではないかもしれない。どんな新しい体験をさせてくれるのか、今から楽しみでならない。
■関連項目
・ニコニコ超会議3
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