週アスPLUSをご覧のみなさん初めまして、DustelBox(ダステルボックス)です。私自身FPS(ファーストパーソンシューター)ゲームのプレイヤーですので、これから遊ぶ人にも覚えておいてほしい技術を解説していきます。FPSにおいて最も大切な要素が、銃の照準を敵に合わせる“AIM(エイム)”の技術です。AIM力を上げるためには一体何から始めれば良いのか、私自身質問を受けることがよくあります。ここでは“FPSにおけるAIM上達法”と“AIMのコツ”を紹介していきます。
DustelBox |
●プロフィール
バトルフィールド4アジア大会優勝の実績をもつ、FPS実況プレイヤー。BF4プロチーム『DetonatioN BYCM』に所属する。ニコニコユーザーチャンネル第2弾で、約2万3000人の候補者から選ばれる19名のひとりに当選した。
●マウス感度(センシティビティー)を統一する
複数のFPSタイトルをプレイする人はマウス感度を統一しましょう。基本的にFPSはADS撃ち(Aim Down Sightの略で、銃の照準装置サイトを覗いて敵を狙うこと)がメインのゲームと、腰だめ撃ちがメインのゲームのふたつに分かれています。
その場合でも、ADS撃ちメインのゲームのマウス感度と、腰だめ撃ちがメインのゲームのマウス感度を同じにしましょう。そうすることで、どれだけマウスを動かせば、視点が何度動くかという感覚を体に染み込ませることができて、ドラッグショット※の正確性が大幅に向上します。
※ドラッグショットとは、おもにスナイパーライフル使用時に、敵がいる方向にマウスをドラッグしながら、照準が合った(と感じた)瞬間に撃つテクニックのことです。ゆっくりやっていると返り討ちにあうため、この動作はコンマ何秒で行なう必要があり、ほぼ感覚の世界になります。
●敵の動きを予測する
多くのFPSゲームでは、空中で進行方向を急に変えることはできません。敵がジャンプ中の場合は慣性と重力にしたがって放物線を描きます。つまり軌道を予測して照準を合わせやすいためため、ジャンプ中は狙い目です。他にもスプリント(全力疾走)のあるゲームでは、基本的にプレイヤーキャラクターが向いている方向にしかスプリントできません。スプリント中の敵を発見した場合は、スプリント速度に応じて落ち着いて狙いを定めましょう。
●左手でAIMする
AIMと言えば、マウスを持つ右手で行なうという印象が強いかもしれませんが、実は移動の操作を行なっている左手も重要です。敵の進行方向と同方向に歩きながら撃つことで、相対的に敵の動きが遅くなるため、AIMが容易になります。それだけでなく、左手で左右のAIMを微調整することで、より正確に敵をとらえることができます。右手だけでなく、左手も意識しましょう。
●“反動”を理解する
AIMとセットで付いてくるものものが、リコイルコントロール。リコイルとは銃を撃った時の反動のことです。弾を1発撃てば銃が跳ね上がり、ピッタリ合わせていた照準もずれます。そのため、武器ごとにどの程度跳ね上がるのかなど武器の特性を理解し、体に染み込ませ、反動を上手くコントロールすることによってAIMを強化しましょう。こちらの動画でバトルフィールド4のリコイルコントロールについて解説しています。
ほかにもFPSゲーム関連の解説動画、実況動画をニコニコ動画のユーザーチャンネルとYouTubeに投稿しています。
動画のつくり方のコツは、4月30日発売の週刊アスキーのムック『爆速BTOパソコンからグラボ性能もわかった! 快適ゲームPCが自作できる本』でも書きましたので、ぜひ読んでみてくださいね!
●関連サイト
ダステル-DustelBox ゲームブログ駐屯地
マルチゲーミングチーム『DetonationN』
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