ドコモ、KDDIおよび沖縄セルラー電話、ソフトバンク、イー・アクセス、ウィルコムの6社は2014年5月以降順次、各キャリアメールとSMSでやりとりされる“絵文字”の共通化を発表しました。
発表された説明資料
これが有効になれば、他キャリアに絵文字を送った場合“〓”に置き換えられてしまっていた部分が、きちんとした代替絵文字やテキストになり、意味が伝わるようになります。
発売済みのモデルでも使えるのでしょうか?
さて、そこで気になるのは“5月以降順次”とはどういう意味なのかという点です。そこで、各キャリアの広報部に詳細なスケジュールおよび対応端末について聞いてみました。
ドコモ
「今後発売される端末で対応予定です。したがってSMSおよび“ドコモメール”でご利用いただけます」
KDDI
「2014年夏モデルのAndroid4.4搭載スマートフォンで対応予定です。既存のモデルに関しても、Android4.4にアップデート後に利用可能です。アップデートスケジュールは確定次第、ホームページでご報告します」
ソフトバンク
「先日発表させていただいた『AQUOS Xx 304SH』以降発売のモデルでご利用可能です」
イー・アクセス
「共通絵文字はイー・モバイルの提供するメールアプリのアップデートで対応いたします。提供時期は決まり次第、ご報告いたします」
ウィルコム
「現在、(PHS専用端末を含め)対応を検討しております」
ひとまず確実なのはいわゆるキャリア3社は今後発表・発売される端末は有効になるようです。また、ドコモは最新機種には“ドコモメール”をプリインストールするため“spモードメール”アプリを利用し続けている人は利用不可なのかもしれません。KDDIのように従来端末もアップデートが提供されれば有効になる可能性はありますが、そこは各キャリア次第になっているようです。
『絵文字』は“Emoji”として海外でもコミュニケーション手段として認知されつつあり、今回SMSで対応になる“Unicode”でも実装されています。今回の話はおもにAndroid端末(一部PHS端末を含む)の話ですが、Unicodeで実装するとなるとiPhoneにも共通絵文字が送れるようになるのか、かなり期待したいところです。
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ドコモ 該当プレスリリース
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