NIKEが昨年11月に高機能ウェアラブルデバイス『NIKE+ FuelBand SE』を発売し話題になっていたので、チェックしてみた。
そもそもNIKEは『NIKE+』という、iPhoneと連動するランニング用のプラットフォームを展開している。たとえば、NIKEの靴にセンサーを入れてランニングすると、走った時間や距離、ペース、消費カロリーなどがiPhone上で見られるような仕組みだ。
今回紹介する『FuelBand SE』では、さらに、ランニングだけでなく、日常の動作までをNIKE独自の単位“FUEL”で計測してしまう。つまり、これを装着していれば、歩数や距離だけでなく家事などをしているときの動きまで、数値化してくれるのだ。
設定は超簡単で、最初にPCと接続して設定をし、あとは装着をして生活をするだけ。しばらく動いた後、ボタンを押すと運動量であるFUELを確認できる。目標値を設定すると、目標に近づくに従ってLEDメーターが伸びていく仕組み。これが意外とおもしろく、数値化されることで「もっと動かないと」と運動への意欲もわいたりするのである。
表面はゴムのような材質、30グラム程度とつけ心地もよく、生活防水もあるので毎日装着していても問題ない。充電も2~3日はもつのでいい感じ。
ちなみに、値段は1万5000円前後。装着することで運動への意欲を高められるなら、お買い得だと思うんだけどどう?
■今週のガジェット■
『NIKE+ FuelBand SE』
毎日の活動量や歩数、睡眠時間などを記録できる腕時計タイプの活動量計。LED表示は毎日の達成率のほか、時計としても利用できる。バッテリーは最大4日間ぶん充電可。
↑毎日の運動量をFUELで数値化。ブルートゥース搭載で、iPhoneアプリとペアリングできる。
発売 NIKE(関連サイト)
直販価格 1万6200円
■今週の近況■
スマホと携帯禁止で子供の生活が変わる!?
愛知県刈谷市の小中学校で4月から始まったスマホと携帯電話の規制。スマホがいじめを産んでいるという論理なのだろうけど、なかったとしても、いじめはなくならないので根本的解決にはならんのだけどなあ……。道具を規制すれば一時的にいじめは減るかもしれないが、また別の方法が模索されるので、もぐらたたきと同じ。それよりも、スマホや携帯を一律禁止したことによるデメリットのほうが多いと思う。まあ、賢い保護者は無視すると思うけど。
※この連載は週刊アスキー2014年4/22日号(4月8日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文ポータルサイト
『ホリエモンドットコム』
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