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とにかく超絶ほしいサムスンのGALAXY Gear 2を初代と比べてみた

2014年03月05日 16時30分更新

 MWC2014で筆者が最も注目した新製品はサムスン電子の新しいGearシリーズ。リストバンド型で湾曲ディスプレーのGear Fitも気になりますが、腕時計型のGALAXY Gearを使っている筆者としては、後継機種のGear 2とGear 2 Neoから目が離せません。

GALAXY Gear

↑より腕時計ッぽくなったGear 2。

 初代のGALAXY Gearはフロント四隅にネジ状のデザインを置いた“レトロ&メカニカル”な印象でしたが、Gear 2はそれが無くなりすっきりした感じになりました。手前にボタン、奥にカメラが配置されているものの本体のデザインと一体化されているためあまり目立たず、より時計っぽくなったように感じます。

GALAXY Gear

↑カメラの位置が自然になった。

 ベルトにカメラがついていた前作から、Gear 2では本体の根元にカメラが内蔵されより自然な位置に。

GALAXY Gear

↑右が初代GALAXY Gear、左がGALAXY Gear2。比べてみるとかなり違う。

 GALAXY Gearのカメラで写真を撮りまくっている(関連サイト)筆者ですが、両者のカメラの位置はここまで違います。Gear 2なら洋服の袖にベルトがかかっていてもカメラ部分はかくれないのでより写真撮影がしやすそうです。

GALAXY Gear

↑撮影サイズに16:9が追加。

 小さいアップデートですが、撮影できる写真サイズがこれまでの1:1、4:3に加え、16:9にも対応。スマートフォンの多くがこのアスペクト比なのでGear 2で撮影した写真を画面いっぱいに表示することができます。

GALAXY Gear

↑右がGALAXY Gear2、左が初代GALAXY Gear。両者の正面からの比較。

 デザインの好みもあるでしょうけど、本体のサイズが若干小さくなったことで全体的な大きさもコンパクトになった感じを受けます。

GALAXY Gear

↑上GALAXY Gear2、下初代GALAXY Gear。ベルトもよりしなやかな素材に。

 スマートウォッチを毎日腕にはめるときにもっとも気になるのがベルトのフィット具合。GALAXY Gearのベルトは柔らかく、肌に触れる部分も汗がたまることも無くいい感じでしたが、Gear 2ではより薄くしなやかな素材になったのでフィット感が高まっています。ベルト留めの金具も薄くなったので袖口への引っ掛かりもすくなくなります。

GALAXY Gear

↑ベルトは交換可能になった。

 Gear 2で一番うれしいのがベルトが交換式になったこと。やはり洋服に合わせて腕時計のベルトも着せ替えしたいものですよね。皮製のベルトなども別売されるようで、買ったあとからでも自分好みにGear 2をカスタマイズできます。

GALAXY Gear

↑心拍計はこれからに期待。

 Gear 2には新たに心拍計が内蔵されました。現状では自分の健康状態をチェックするくらいの用途しかないでしょうが、これからそのデータを生かした健康管理アドバイスアプリなどがいろいろ出てくることでしょう。このあたりは今後に期待してみたいところ。

GALAXY Gear

↑カメラをなくしたGear 2 Neo。

 もう一つのモデル、Gear 2 Neoはカメラを搭載していません。カメラモジュールの内蔵だけでもコストがかかっていますから、このGear 2 NeoはおそらくGear 2よりだいぶ安く販売されるのでしょう。ただ本体のデザインはGear 2のほうが精悍な印象を受けます。ちなみにGear 2 Newの本体上側に見える丸い穴は赤外線ポート。Gear 2ではカメラモジュール内に内蔵されています。Gear 2もGear 2 NeoもTVリモコン代わりに使えるようになるのでしょう。

GALAXY Gear

↑これからのGearシリーズにも期待したい。

 スマートウォッチはまだ発展途上中の製品です。機能だけではなくサイズやデザイン、電池の持ちなど改良する余地はまだまだ残っています。初代GALAXY Gearでも十分満足している筆者ですが、このGear 2は購入してどのくらい使い勝手が高まったのか、そしてどのような新しい活用方法があるか、試してみたいと思っています。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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