Xperia好きな自分的に大注目なのが、フラッグシップ『Xperia Z2』と同時に発表された10インチタブレット『Xperia Z2 Tablet』です。MWC2014のソニーブースでタッチ&トライが可能だったので、Z2 Tabletの気になるところをしつこいくらいチェックしてきました。
●外観は『Xperia Tablet Z』そのままを薄く
パスポートと比較
スピーカーが正面に
正面は現在日本でも発売中の『Xperia Tablet Z』とほぼ変わらない、10.1インチWUXGA(1920×1200ドット)の液晶を搭載。比較していないので旧モデルとの違いはわかりませんが、新搭載の“ Live Colour LED2”により鮮やかな色あいに見えます。
また、本体正面の両脇にはスピーカーの穴が点在。これは最薄部6.4ミリという薄さを実現するための工夫だったようですが、結果的に前モデルより大きい音の出力が可能となったそうです。
左側面には電源と音量ボタン
上面にはマイクロSDとSIMスロット、赤外線ポート
右側面には何もなし
下面にはマグネット式の充電ポート
Xperia Z Ultraとほぼ変わらない薄さ
側面で驚くのはやはり前述の6.4ミリという薄さ。この中に6000mAhものバッテリーと基板などが内蔵されているなんてにわかに信じがたいという印象。日本発売中のXpeira Z Ultraと比較してみても、ほぼ変わらない薄さです。
また、上面にある赤外線ポートにも注目。これはZ2 TabletをBRAVIAなどAV機器用リモコンとして操作するときに利用できます。テレビを見ながら番組表やSNSの反応を見て、かつチャンネルや音量変更をする、といった使い方ができそうです。
●10インチサイズなのに通話できる!!
そして(超個人的)最大の注目ポイントは、“Z2 Tabletが音声通話”に対応している点。VoIPではなくきちんとした回線交換をする通話機能です。このようにタブレットUIの通話アプリも実装されており、大音量出力が可能なスピーカーとあわせることで電話会議などの多人数での通話に効果を発揮しそうです。
WALKMANアプリも大画面に最適化されていて、ジャケットが大きく表示されるなど、聴くだけでなく見ているだけでも楽しくなるような出来に仕上がっていました。
現状、日本での発売は未定。とくに音声通話もできるとなると、どのような販売形態になるのか非常に注目したいところです。日本で発売された日には、スマホを休ませXperia Z2 Tabletだけで日常生活ができるか試してみたいですね。
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