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改良版Haswell搭載のMacが続々登場か Apple噂まとめ(2/16〜2/22)|Mac

2014年02月23日 16時00分更新

 国内外の噂系サイトで2月16日から22日までに出回った内容をまとめました。

 米インテル社は、次期アーキテクチャーのCPUである「Broadwell」を2014年末あたりにリリース予定ですが、その前にHaswellの改良版として「Haswell Refresh」を4月ごろにリリースする予定です。このCPUは、電力効率がより向上するほか、同一クラスのCPUでクロック周波数が100MHzほどアップするようです。

 デスクトップ/モバイル向けは4月ごろ、MacBook Airなどに使われるウルトラブック向けのUシリーズは7月ごろにリリースされるようです。iMacやMacBook Pro Retina、MacBook Airの新製品がこれらのタイミングでリリースされるかもしれませんね。また、現在Ivy Bridgeのまま取り残されているMac miniもこのタイミングでHaswell化するものと思われます。

2/16 Haswell Refresh搭載のiMacが5月ごろ登場か
「気になる、記になる…」(外部サイト)経由、WCCF TECH(外部サイト)によると、Appleは次期iMacを5〜6月にリリースするとのこと。米インテル社が現行のCPU「Haswell」のアップデート版となる「Haswell Refresh」を当初の5月から4月に前倒してリリースすることが根拠のようです。Haswell Refreshでは、「Core i7-4790」や「Core i5-4690」「Core i7-4790」をはじめ20種類程度のラインアップとなっており、従来のHaswellに比べてクロック周波数は100MHz程度アップするそうです。CPUのアーキテクチャーは同じなので、マイナーアップデートというかたちで出てくるのかもしれませんね。このタイミングで、Thunderboltが2になる可能性もあります。なお、年末にリリースされると言われている新CPU「Broadwell」は、Haswellアーキテクチャーを継承して、製造プロセスをより微細化する改良版です。

2/18 Appleが電気自動車メーカーを買収?
EMSOne(外部サイト)経由、サンフランシスコ・クロニクル紙によると、Appleは電気自動車メーカー大手の米テスラ・モータース社の買収を検討しているとのこと。また、iPhoneの主要な組み立て先として知られる台湾フォックスコン社の董事長(社長)が、Appleとテスラ、そしてフォックスコンの提携強化について言及したそうです。iOS 7にすでに埋め込まれている「iOS in the Car」機能を使えば、iOSデバイスを専用のカーナビとして使えるなど、AppleはiOSデバイスの自動車での活用に力を入れていますね。いまやほとんどの企業を買収できる潤沢なキャッシュを持っているAppleですから、しようと思えば買収できるでしょうね。まあでも、買収はしないと思いますけどね。

2/18 Apple A8にはLTE通信機能は搭載されない
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleの次期iOSデバイス向けプロセッサーである「Apple A8」は、LTEモデム機能を内蔵しないとのこと。製造は台湾TSMC社が請け負うそうです。LTEモデム機能は米クアルコム社のものを外付けで使うようです。内蔵したほうが部品点数が減るので、消費電力や基板スペースの確保などでメリットがあるはずですが、世界各国のさまざまな周波数帯域をサポートする必要があるから内蔵しないのでしょうか。Apple Aシリーズのプロセッサーは、Wi-Fiのみのモデルにも使う必要があるため、モデム内蔵によるコストアップを避けたいからでしょうか。

2/18 iOS 7.1で新しいデバイス管理機能が搭載される?
Apple Insider(外部サイト)によると、3月中旬にリリースされるとみられるiOS 7.1では、iOSデバイスを管理する新しいオプションが提供されるそうです。これは企業や教育機関などで多数のデバイスを一元管理する際に使われるものです。従来のデバイス管理は「Apple Configurator」アプリ経由でしたが、今後はアプリを必要とせずネット経由で可能になるようです。

2/18 フォックスコンの売上が36%減、iPhoneが影響
EMSOne(外部サイト)によると、iPhoneの組み立てで知られる台湾フォックスコン社の1月の営業収益(売上高)が、前月比で35.93%減になったとのこと。前年同期比だと0.33%の微増です。中国チャイナ・モバイル向けiPhoneの出荷が早々に一段落しちゃったのでしょうか。

2/19 日本写真印刷がiWatchのサプライヤーチェーン入りか
EMSOne(外部サイト)によると、日本写真印刷(株)は台湾TPK社とともに開発した銀ナノワイヤーが、Appleが開発中のウェアラブルデバイス「iWatch」に採用されるとのこと。銀ナノワイヤーはタッチパネルに使われるようで、6月末あたりから量産される見込みです。

2/19 5インチクラスのデバイスはiPhoneではない
EMSOne(外部サイト)によると、Appleが開発中と噂されていた5.6インチのデバイスには、iPhoneという名は使われないとのこと。先週の噂では、次期iPhoneの液晶保護ガラスにサファイアガラスは使われないことになってましたが、この5.6インチのデバイスには採用されるようです。

2/19 iWathcはフレキシブル有機ELディスプレーを搭載か
DigiTime(外部サイト)によると、台湾TPK社ががiWatchのサプライヤーリストに入っており、Appleにフレキシブル有機ELディスプレーを供給するようです。ちなみにTPKは、日本写真印刷(株)と共同開発したナノワイヤーのタッチスクリーン技術も持っています。有機ELディスプレーは2014年後半に量産されるそうです。

2/20 Appleの新社屋「Apple Campus 2」の空撮映像が公開
iDownload Blog(外部サイト)によると、Appleが建設中で2016年に第1期工事が完了する見込みの新社屋「Apple Campus 2」の空撮画像が公開されたとのこと。といっても、まだだだっ広い更地です。建設地は、元は米ヒューレット・パッカード社の敷地だったので、写真の中にちらほら見える建物は同社が以前に使っていたビルのようで、解体工事が進んでいます。

2/21 iPhoneの7割は中国鄭州で作られている
EMSOne(外部サイト)によると、河南省鄭州の工業パークの責任者の話として、台湾フォックスコン社の鄭州工場で生産されたiPhoneは、全体の7割に達しているとのこと。同工場では、1日あたり約50万台のiPhone5sを製造しているとのこと。

2/21 iPhoneでSuicaが使えるようになるかも
日本経済新聞(外部サイト)によると、ソニー(株)はiPhoneを含むすべてのスマホで自社のICカード技術「フェリカ」を利用可能にすることを目指しているそうです。具体的には、フェリカのチップを内蔵した小型カードを開発する予定で、1〜2年内の実用化を目指すとのこと。これはmicroSDなどのパッケージになるようで、カードスロットを備えるAndroidスマホではカードを搭載するだけでフェリカ対応になるそうです。iPhoneはカードスロットを備えていないので、iPhoneとNFCやBluetoothで通信する専用ケースが必要になるようです。フェリカが使えるようになれば、同技術を利用しているSuicaなどのICカードの利用が可能になります。ちなみに現在のフェリカ対応スマホは、純正バッテリーにフェリカ機能を持たせているものが多いです。

2/21 iPadでトラックパッドを使えるようになるかも
Apple Insider(外部サイト)によると、Appleは磁石を利用したiPadの周辺機器についての特許を米国特許庁に申請したそうです。具体的には、磁石を使った周辺機器の特許で、スタンドやペンタブレット、トラックパッド、ゲームパッド、取っ手などさまざまなものがあります。特に気になるのはトラックパッドですね。米マイクロソフト社のタブレット端末であるSurfaceのような、液晶カバー兼用キーボードにトラックパッドが搭載されれば、iPadのMacBook Air化も可能なので。

2/21 Appleがノースカロライナ州のデータセンターを強化
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleがノースカロライナ州メイデンに展開しているデータセンターをさらに拡張するとのこと。土地がいっぱいあっていいですね。

2/22 Appleがアプリのベータテストサービス会社を買収
TechCrunch(外部サイト)によると、AppleはiOS/Androdiアプリのベータテストのプラットフォーム「TestFlight」」を運営している米バーストリー社を買収したそうです。これに伴い、Androidアプリのサポートは3月21日で終了するそうです。ベータテストのプラットフォームがiTunes Connectに実装されれば、開発者にとっては品質管理作業の負担軽減になるかもしれませんね。

2/22 次期MacBook Airは7月に登場?
MacRumors(外部サイト)によると、MacBook Airの次期モデルは7月以降の登場になるとのこと。Airに搭載される予定の低電圧版のUシリーズのHaswell Refeshのリリースが、7月までずれ込むことが根拠のようです。Appleは12インチのRetinaモデルを準備しているという噂もあるので、これがAirラインなのかPro Retinaラインなのか気になるところです。希望的観測ですが、MacBook Airのデザインもここ5年ほど変わってませんので、そろそろ外観にも目立った変化が現れるかもしれませんね。

2/22 Fitbit Forceがリコール
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、米フィットビット社のリストバンド型活動量計の最新版である「Fitbit Force」のリコールが発表されたとのこと。人によっては装着部が赤くかぶれるなどの症状が出ることが原因のようで、同社は自主回収を進めているようです。ソフトバンクからの同製品のリリースが遅れていた理由は、これだったんですね。

 さて、好評発売中のMacPeople 3月号では、Macintosh 30周年を記念した特集記事を組んでいます。初代Macintoshのさまざな写真はもちろん、SE、SE/30、Color ClassicなどのコンパクトMac、Macintosh IIやIIci、IIsi、IIfx、LC475などのセパレート型Macの驚愕のテクノロジーをひも解いていきます。もちろん、68K MacだけでなくPowerPC搭載のiMacやPower Mac、インテルCPU搭載マシンを含む一体型、デスクトップ型すべてです。そして第2特集では、最新のMac Proを詳しく紹介。この2つの特集記事だけで80ページ以上もありますよ!

3月号は初代Macと最新Mac Proが目印
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 また、2月28日発売の4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。そのほか、2014年知っておきたい最新テクノロジー解説、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくり楽しんでいただけること間違いなしです。

4月号はPortableと両Airが目印
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