ついに発売となったSIMフリーの6インチスマホ『ASUS Fonepad Note 6』。3G通話に対応したいわゆるファブレットの新型ですが、どのような使い心地か実際に試してみました。
まずは、大きさ比較。4.6インチの『Xperia A SO-04E』と比べてみました。Fonepad Note 6は6インチでフルHD(1080×1920ドット)の解像度の液晶を搭載。よほど手の大きな方でないと片手操作はきびしいですが、両手であれば快適に各種操作ができます。
続いては厚さ比較。Fonepad Note 6は10.3ミリ、Xperia Aは10.5ミリで数値的にあまり違いありませんが、Fonepad背面が大きめにラウンドしているので、見た目より持ちやすいです。
SIMカードとマイクロSDカードスロットは左側面上部にあります。SIMカードの対応形状はマイクロで、ふたは指で開けられるためピンなどは必要ありませんでした。なお、ドコモのSIMを挿したところ"BIGLOBE LTE・3G"、"IIJmio"、"OCN モバイル ONE(3G版)"や日本通信の各種MVNO SIMのAPN16種類が表示されました。
付属のスタイラスペンは下側面に収納できるようになっています。ペンを抜くと画面は自動的にホーム画面の最後のパネルへ移動し、手書きメモアプリ"SuperNote"のウィジェットから即ノートを作成できます。
ペンは画面に触れていない状態でも効果を発揮。たとえば、通知画面の設定アイコンの場合、ペンをかざした箇所の機能名を表示します。
ペンのボタンを押しながら円形や四角を描くと、その内部を画像キャプチャーできます。キャプチャーした画像を利用するアプリのアイコンが下に表示されるため、すぐに利用できます。
また、ペンを利用した翻訳機能も搭載。ウェブサイトなどの英文などをペンのボタンを押しながらなぞると、ポップアップで翻訳結果が表示されます。なお、対応言語は38種類あり、手動でも切り替え可能でした。
このようにペンの使い心地は上々で、付属の"SuperNote"は手書き入力に特化していたので画像や文字を駆使してメモをとるのは快適。同時に録音なども可能なので、取材などにもピッタリそうでした。
ちなみに、CPUはインテル製Atom"Z2580”を採用。ベンチマークアプリ"Geekbench 3"と"3DMark"のIce Storm Unlimetedをそれぞれ5回ずつ実行したところの平均値はGeekbenchのMulti-Core Scoreが1241、3DMarkが7134。それほど高い数値ではありませんが、基本操作などの動きにカタツキはなく、必要十分以上といったところです。
大きく使いやすく、さらにSIMフリーで海外でも使える。ファブレットデビューや海外旅行や出張が多めでローミング代を安くした方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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●関連サイト
ASUS Japan公式サイト
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