日本のみならず今、世界中で話題になっているのが中国のスマートフォン、『シャオミ』(Xiaomi/小米)。実は端末以外の製品にも面白さがあるのです。
シャオミってスマホメーカーじゃないの? |
シャオミのスマートフォンの実力は大手メーカーも危機感を持つほどハイスペック、かつ価格も安いのですが、同社が力を入れているのは端末だけではありません。自社のファンになってくれた人のために各種グッズやアクセサリーの展開にも力を入れているのです。
すべてに入っている“mi”ロゴに萌える |
シャオミはブランド展開もしっかりしています。シャオミの“ミ”、すなわち“mi”のロゴをすべてのアクセサリー、グッズに目立つように入れているのです。シャオミ製品ばかり使っていると、やがては「外部バッテリーを買うなら、どうせならmiのロゴ入りの純正品が欲しい!」なんて気分になってしまうわけですね。ちなみに外から見えないバッテリーにもカラバリあるのは中国ではいまや常識、各社がやっています。
5055mAhで2500円、13mmの極薄設計 |
最初に紹介するのがスマートフォンにはぜひ欲しい外付けバッテリー。miのロゴが正面にちゃんと入っていますね。外付けバッテリーなんていまや何百以上もの製品がありますが、シャオミ純正のこちらは13mmと薄く、本体もスリムでスマートフォンと一緒に持ち歩いても邪魔になりません。表が黒、裏が白のデザインも洗練されていますよね。容量も5055mAhと十分。シャオミ端末以外のユーザーにもお勧めしたい一品です。お値段149元(約2500円)。
レザー調ケースで傷から保護 |
こちらは革の雰囲気を出したスリーブ式のケース。シャオミ本体にもちろんぴったりのサイズなのはうれしいところ。内部は布張りなので出し入れもしやすくなっているとのことです。これは本体を買ったらぜひおまけでつけてもらいたいもの。79元(約1300円)は良心的な価格です。
本格的な高級イヤホンも |
いい音楽を聴きたいというユーザーのために、高級イヤホンも販売しています。こちらは99元(約1650円)ですがシャオミスマートフォン同様にこの値段からは考えられないようないい音を出してくれるとのこと。このイヤホンだけでもシャオミの製品を買う価値はあるかもしれませんよ。
ミツバチのスマホスタンドはアレを意識? |
ま、見ていて面白いのはやはりもっとカジュアルなグッズ関係かと思います。このミツバチスタンドはちょっと前の製品のようですが、もしかしたら“蜂”ということで“ハニカム”を意識して「Android周辺グッズだよ」なんてことをアピールしているのかも。なお奥の写真は合成ですね(ロゴが反転してます)。
実はドロイド君グッズも出してる |
シャオミのアクセサリーショップには実はサードパーティーのものもいくつか置いてあるのですが、ドロイド君のものもいくつか見つけられます。これらのヘッドホンピアス、ほかで見かけないのでシャオミが自社で出しているのでしょうか。以前はストラップなども出していたので、シャオミ内部の人もドロイド君のことを結構好きなんでしょう。
シャオミのキャラクター“米兎”グッズがたくさん |
ドロイド君グッズの扱いが以前より減ったのは、実はシャオミの顔となるキャラクターがいまは存在するからなのです。その名前は“米兎”。この米兎グッズを豊富に揃えているあたり、キャラクター商売も本気でやっているようです。
毎日一緒にいたい人にはキーホルダー |
ソフトな素材のキーホルダーはスマートフォンとは無関係ですが、米兎を好きになっちゃった人にはたまらないグッズかもしれません。幸いなことに筆者はまだこれを買うまでには至っていませんが、お値段わずか9.9元(165円)と聞くと心がぐらついてしまいます。
実用的なマイクロSDカードリーダー |
こちらはスマートフォンのマイクロSDカードを挿して、PCで読み書きするリーダー。これなら持っていてもいいかもしれませんね。しかし気がつくと全色買い揃えてしまっちゃうかもしれません。
75cmの大型ぬいぐるみは虜になるぞ |
そしてもうこれは誰が買うかわかりませんが、おそらくシャオミが好きで好きでたまらなくなった人はみんな持っているのでしょう(笑)。高さは75cmもあるので存在感も抜群。そのうちこれのコピー商品が出てくる時代がやってくるかもしれませんねぇ。
大人のシャオミファンならこちらをお勧め |
ぬいぐるみなんて買ってられないよ、なんて大人の方にはこちらもどうぞ。miロゴ入りのおサイフです。同じ素材で名刺入れもあるようです。素材は本革だそうで、末永く使えそうですねぇ。
寒い冬はこの手袋で乗り切ろう |
シャオミの本社は北京にあります。北京はもう真冬、寒い毎日の生活には手袋がかかせませんが、それを考えてかちゃんとシャオミブランドの手袋まで出しているんですよ。これ本社の人たちみんな毎日はめて通勤しているのかも。
もちろんスマホ対応! |
スマートフォンメーカーのシャオミの手袋ですからもちろんはめたままでタッチ操作も可能です。こりゃ手袋だけでも日本で売ってくれないでしょうかね。
ブランド認知度を上げるうまいやりかた |
Tシャツとかトレーナーとか洋服にまで手を出しているシャオミ。やりすぎのように思えますが、シャオミの顔である“mi”のブランド、そしてキャラクターの“米兎”をアピールするひとつの方法として、様々なグッズを出していくのは正しい戦略と言えます。おそらく来年の今頃はシャオミのスマートフォンは日本でもっと知られた存在になっているでしょう。そのころはアキバでシャオミの帽子やポロシャツ、そして米兎ぬいぐるみが売られるようになっているかもしれませんよ。
山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります