みなさん、こんばんは。MacPeople編集部、元編集長の吉田でございます。短期集中連載の22回目は、仮想デスクトップを管理する「Mission Control」機能の設定を変更して、より使いやすくしていきます。
「Mission Control」は、OS X Lionから搭載されている機能で、複数のデスクトップやフルスクリーン化したアプリケーションのウィンドウを一元管理できます。MacBook Airなどの表示解像度の狭いマシンを使っているユーザーにとってはおなじみですね。このMission Controlを使う場合に、ぜひとも覚えておいてほしい設定を紹介します。
今回は「システム環境設定」の「Mission Control」パネルの設定をチェックしていきます。
上部に並ぶチェックボックスで「Mission Control」の挙動を、下部のポップアップメニューでショートカットキーの割り当てをそれぞれ設定できます。
この状態で「F4」キーもしくは「fn」+「F4」キーを押すと、「Mission Control」の画面に切り替わりますね。この画面の左上にあるのがミニアプリの実行環境である「Dashboard」です。ハッキリ言って使ってませんよね、Dashboard。
では、「Dashborad」を操作スペースとして表示」のチェックを外してみましょう。
すると、Mission Controlの画面からDashboardのサムネールが消えますね。
もちろん、サムネールが消えるだけではありません。この状態で「F12」キーもしくは「fn」+「F12」キーを押すと、その場でDashboard上のアプリを呼び出せるのです。すぐに計算したいときなどにかなり便利ですね。
MacBookシリーズを使っているユーザーは、トラックパッドの誤操作でDashboard画面に切り替わってしまったという経験があるはずです。スワイプですぐに戻せるものの、ちょっとイラっとしますよね。これもチェックボックスを外すことで解決。スワイプの誤操作で切り替わらなります。
次に、Finderで複数のウィンドウを開いた状態で「Mission Control」を呼び出してみましょう。すると、Finderウィンドウがひとつにまとめられて縮小表示されます。
では、「ウィンドウをアプリケーションごとにグループ化」のチェックを外してみましょう。
すると、ウィンドウはすべて独立してサムネール表示されます。ウィンドウを数多く開いている場合はこちらのほうが、特定のウィンドウが選びやすいですね。
さて、MacPeople 12月号は、OS X Mavericksだけでなんと150ページ超もの特集記事を気合いだけで作り上げました。とにかく、MacPeople編集部が全身全霊をかけて制作した渾身の1冊です。これさえ買えば、Mavericksを乗りこなせるはずです。
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