みなさん、こんにちは。MacPeople編集部、元編集長の吉田でございます。短期集中連載の20回目も引き続き、デスクトップ関連のカスタマイズ方法を紹介します。
Macは、1984年にリリースされた初代Macから、メニューバーは一貫してデスクトップの上部に固定されています。開いたウィンドウごとにメニューバーを備えるWindowsと決定的に異なる部分ですね。アップルマークはモノクロから6色、カラー、そしてモノトーンに色みは変わっていますが、製品版では定位置の左上から外れたことは一度もありません。
ちなみに、2000年9月にリリースされたOS XのPublic Beta版では、なんとメニューバーの中央に配置され、ただの飾りになっていました。しかし、評判がかなり悪かったようで、製品版のOS X 10,0では定位置に戻りました。
MavericksのメニューバーはMountain Lionと同様にグレーの半透明となっており、設定したデスクトップピクチャーが透けて見えるようになっています。
OS Xに付属するデスクトップピクチャーであれば、半透明でも気になりませんが、自分で撮った写真などを設定する場合はメニューバーと色が干渉して視認性が落ちることがあります。またRetinaモデルを除くIPS液晶ではないMacBookシリーズは視野角が狭いため、半透明のメニューバーだと各種メニューの文字が角度によっては見えづらいと感じるかもしれません。
そんなときは「システム環境設定」の変更を変更します。
今回は、「デスクトップとスクリーンセーバ」パネルを使います。前置きが長かったですが、この画面の下部にある「半透明メニューバー」のチェックを外せばOKです。
メニューバーが透過せずにグレーのマットな感じになりますね。
なお、Mavericksではアップルのウェブサイトなどでおなじみの「Waves」を始め、計9枚のデスクトップピクチャが新たに追加されています。
さて、MacPeople 12月号は、OS X Mavericksだけでなんと150ページ超もの特集記事を気合いだけで作り上げました。とにかく、MacPeople編集部が全身全霊をかけて制作した渾身の1冊です。これさえ買えば、Mavericksを乗りこなせるはずです。
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