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Bay Trail搭載のタブレット試作機やASUS未発表製品を発見:CEATEC2013

2013年09月30日 18時55分更新

 10月1~5日、IT・家電の総合展示会“CEATEC JAPAN 2013”が千葉県・幕張メッセにて開催される。9月30日、一般公開に先駆けてプレス向けに公開されたインテルブースでは“2in1”タイプのPCを多数展示。なかでも、ASUSのキーボード脱着型の未発表製品が気になるところ。

インテル:CEATEC2013

 IFA2013で登場した、東芝製8インチタブレット『Encore』も。

インテル:CEATEC2013

 また説明員にお願いしたところ、インテル製のプロトタイプタブレットを触らせてもらえた。

インテル:CEATEC2013

 Z3870というAtom最上位のCPUを搭載しており、ウィンドウズ8のUIも滑らかに動作。『3DMark』のIce Stormベンチもカクつくことなく動作しており、しかもファンレス仕様にもかかわらず、ベンチ中でも背面が熱いということはなかった。

インテル:CEATEC2013

 コンセプト展示として、新しいジェスチャーコントロールの仕組みも。インテルのSDKとCreative製の赤外線カメラ『SENZ3D』を用いたもので、赤外線を用いることで、たとえば指先からひじといった奥行きがある位置関係、つまり"深度”がより正確に把握できるようになるとのこと。従来のKinectなどの仕組みでは、細かい動きや近い位置での検出が難しかったとのこと。

インテル:CEATEC2013
インテル:CEATEC2013
インテル:CEATEC2013

 ほかに、Linuxベースの車載情報機器向けプラットフォーム『TIZEN IVI』のデモにスペースが割かれていたことにも、インテルがこの分野に本格的に取り組んでいく意気込みを感じ取れた。説明員によると、「HTML5ベースでつくられているので、開発が容易」というメリットがあるようだ。スマホとタッチパネル搭載の車載端末とMiracastで通信し、映像やアプリなどを車載端末側からコントロールするデモが展示されていた。

インテル:CEATEC2013

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