週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

三菱電機がレーザー採用の4K液晶や新表示システムを展示:CEATEC2013

2013年09月30日 18時15分更新

文● 広田稔 編集●アタラシ

 10月1~5日、IT・家電の総合展示会“CEATEC JAPAN 2013”が千葉県の幕張メッセにて開催される。9月30日、一般公開に先駆けてプレス向けに一部ブースが公開されたので写真でレポートしていこう。

三菱電機:CEATEC2013

↑この記事ではホール5奥にある三菱電機ブースにフォーカス!

三菱電機:CEATEC2013

↑新型ロケット・イプシロンの打ち上げを受けてか、宇宙関連の展示に力がはいっていたが、それはまた別の記事でまとめます。

三菱電機:CEATEC2013

↑宇宙関連とならんで前面に出ていたのは、家電や住宅設備をネットワークでつないで管理し、節電などに役立つ『HEMS』。

三菱電機:CEATEC2013

↑8月末にコンセプトモデルを発表した4K対応の液晶テレビ『4K LASERVUE』のコンセプトモデルを展示。バックライトにLEDではなく赤色レーザーを採用する。

三菱電機:CEATEC2013
三菱電機:CEATEC2013

↑左が4K、右が従来のレーザーテレビの解説パネル。赤色レーザーはLEDよりも色域が131%広く、色鮮やかな表示が可能とのこと。4K規格で検討されている拡張色域をレーザー技術でカバーする。

三菱電機:CEATEC2013

↑ディスプレー関連では、参考展示のさまざまな曲面や形状に投影できるディスプレーシステムが興味深い。リアプロ(背面からの投影)の仕組みで、曲がった樹脂に対しても投影可能。白色LEDではなく、RGBの3色LEDを光源に採用するので、色再現度も高い。

三菱電機:CEATEC2013
三菱電機:CEATEC2013

↑社内デザインとマッチする車載ディスプレーのニーズを汲んで'11年から開発スタート。'17年ごろには発売される予定だという。確かに未来の車のディスプレーにぴったり! 投影式なのでデザインもユーザーがカスタマイズできそうだ。

三菱電機:CEATEC2013

↑防災、防犯関連の展示も目立った。これはエレベーターのロープ揺れを検出するシステム。地震の際、高層ビルではエレベーターのベルトが揺れて運行がストップしてしまう。今まではその後、作業員によるチェックが必要だったりして復旧に時間がかかっていた。

三菱電機:CEATEC2013

↑この新しく開発したシステムでは、途中階に付けたセンサーで異常の有無を診断し、自動で復旧してくれる。東日本大震災に高層階で遭って、オフィスに戻る際「エレベーターが使えれば……」という辛い思いをした人なら、のどから手が出るシステムでは?

■関連サイト
CEATEC2013

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります