※週間リスキーは、アックン・オッペンハイマーが地下の倉庫の隣の部屋からひっそりとお届けするもので、大半の方にはどーでもいい情報を扱っているコーナーでございます。
こんにちは。フランスからSIMロックフリー版の日本最速記事をお届けし、華麗に滑ったリスキー編集局ですが、続きましてEXPANSYS(関連サイト)が取り扱っている香港版(A1530、A1529)。地下の倉庫の隣の部屋からめげずに検証してまいります。
香港版も技適ナシ |
↑5s、5cとも現時点では技適マークがありません。アプデで出てくるかもですが。 |
挿入にキケンはつきもの |
えー、結論から申し上げましょう。日本通信やOCN、IIJなどが提供するMVNO(ドコモ回線)の格安SIMに関しては、APN設定さえすれば3G通信は可能でLTEは不可。データ専用SIMだとピクトが表示されないので電波状態がわからないが、通話対応SIMならバッチリ表示(ついでにSMSも利用可)、いずれもFacetTimeは利用不可……と、ここまではドコモ版(SIMロックあり)iPhone5s・5cにMVNOのSIMを入れた場合とまったく同様でした。APNの編集はiPhone構成ユーティリティを利用しなくてはならないのも一緒。海外版だったらデフォで編集できるかと思ったのですが、ドコモがiPhoneの取り扱い始めた都合上、APNが固定されてしまうようになったのでしょう。APN設定に関する詳細はアップルのサポートページ(iPhone 構成ユーティリティを使用した APN 設定の編集方法)をご参照ください。
LTEはオフに |
↑オフにしないと3Gもつかまない模様。オフにしてから再起動したら、つかんでくれました。 |
テザリングは利用不可 |
↑MVNOのSIMでは、たとえサービスで対応していてもテザリングは利用不可。ドコモに問い合わせてって言われます(むろん、問い合わせてもたらい回しにされるだけです)。 |
続いて国内キャリアSIMのスワッピングです。この検証に意味があるのか問うてくるような人は、そもそもリスキーなんて読んでいないと思うと安心して進められます。して、結論。各社iPhone専用SIMに関しては、auを除いて電波は立ちます(そもそも香港版はauの800MHzに対応しないので、入れ損とわかっていましたが)。ドコモのiPhone専用SIMでは、通話・SMSは可能でしたが、通信は不可。SoftBankのiPhone5s(5・5cも共通)のSIMは、入れるだけでAPN編集の必要もなく、まったく国内版と同じように使えます。唯一の違いは……大きな声では言えませんがカメラのシャッター音がマナーモード時、鳴りません。
ドコモiPhone5sのSIM |
↑アクチできず。とりあえずWiFiで進めます。 |
電波はつかむ |
↑やはりAPNの編集はできません。 |
通信は不可 |
↑構成ユーティリティでAPNを入れればなんとかなりそうな感じですが、APN自体が公開されてないので、現時点ではここまでです。 |
通話はできる |
↑SMSも届きます。APNさえわかれば、LTEも行けそうな気がしますね。 |
auのiPhone5s用SIM |
↑やはり電波、立ちまへん。通話もSMSも不可。APNの問題ではないでしょうな。 |
SoftBankのiPhone5s用SIM |
↑通話、SMSどころかMMS、FaceTimeまで完璧に利用できます(メアドを入れれば)。 |
LTE、テザリングもオーケー |
↑国内版と何も変わりませんね。 |
iPhone4Sの割礼SIM |
↑チョッキンして入れてみます。 |
通信できない… |
↑5のSIMフリー版では行けたんですけどね。こちらもAPNさえ入力すれば、なんとかなりそうです。 |
いじょ。Xi契約のドコモSIMならAPNもわかりますので、追ってLTEつかむかやってみましょうかね。どーでもいいかな……。
※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。
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