IFA2013でお披露目されたウォークマンの上位機種にあたる、アンドロイド搭載の“F”シリーズが、日本でも発売されることになりました。注目は、音楽CDの最大6.5倍情報量が多いという“ハイレゾ”音源に対応していること。FLACやLPCM、Apple Losslessの高音質フォーマットで、最大24bit/192kHzに対応しています。
ウォークマンF880シリーズ
10月19日発売予定
16GB:NW-F885 予想実売価格 2万7000円前後
32GB:NW-F886 予想実売価格 3万円前後
64GB:NW-F887 予想実売価格 4万円前後
ハイレゾ対応に合わせて、高音質化技術S-Master MXは、“S-Master HX”となり、ハイレゾ音域でのノイズ低減や低音の強化、電源部分の強化といった進化点があります。また、12月以降のアップデートでは、CD品質の16bit/48kHz音源を24bit/192kHzまでアップサンプリングとビット拡張を行なう“DSEE HX”機能も使用できるようになる予定。
液晶サイズが3.5インチから4インチに。“トリルミナスディスプレイ for mobile”や“オプティコントラストパネル”など、最新スマホ並みの仕様です。もちろんNFCを新しく搭載したので、ブルートゥーススピーカーなどとの連係がカンタンになりました。そのほか、前モデルからバッテリー駆動時間が10時間延びた35時間に。物理的なスイッチを搭載して、画面をタッチしなくても操作できるようになりました。
●主なスペック
OS Android4.1(Google Playストア対応)
ディスプレー 4インチ(854×480ドット)
対応コーデック MP3、WMA、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、FLAC、リニアPCM、Apple Lossless、AIFF
バッテリー駆動時間 約35時間
ウォークマンS780シリーズ
10月19日発売予定
8GB:NW-S784 予想実売価格 1万5000円前後
16GB:NW-S785 予想実売価格 1万8000円前後
32GB:NW-S786 予想実売価格 2万1000円前後
スピーカー付属モデル
8GB:NW-S784K 予想実売価格 1万8000円前後
16GB:NW-S785K 予想実売価格 2万1000円前後
アルミ素材のボディーで高級感が増したミドルクラスの“S”シリーズの進化点は、FLACとApple Losslessの対応、高音質設定機能“ClearAudio+”、スマホへのおすそわけ充電機能の追加など。バッテリー駆動時間は、約77時間と前モデルの2倍以上となっています。
この価格帯のユーザーである学生を意識した機能として、“ダンスモード”が搭載されています。12音解析技術により曲のテンポを自動抽出し、自由にスピードをコントロールできます。特定区間のリピート再生も可能なので、練習などに役立ちます。
ウォークマンE080シリーズ
4GB:NW-E083 予想実売価格 1万1000円前後(10月19日発売予定)
スピーカー付属モデル
4GB:NW-E080K 予想実売価格 1万4000円前後
エントリー向けの“E”は、1.4インチから2インチにサイズアップ。FLACとApple Losslessへの対応やClearAutio+など、ミドルクラスと同等の音質向上技術を新採用しています。そのほかには、カラオケ機能や語学学習機能なども備えています。
RDP-NWL100
予想実売価格 6000円前後(10月19日発売予定)
E080とS780用の語学学習スピーカーも新しく追加。大型のボタンで再生速度の変更やリピート再生などが行なえます。
MDR-NWBT20N
予想実売価格 8000円前後(10月19日発売予定)
ブルートゥース対応のワイヤレスヘッドホンは、新たにデジタルノイズキャンセルを採用。NFCにも対応しています。ノイキャン不使用時は9時間30分駆動するとのこと。
●関連サイト
ソニー
※2013年9月25日20:50 初出時、ウォークマンF880シリーズの製品型番名が間違っておりました。お詫びして訂正いたします。
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