東京恵比寿の一角に『Racers' Cafe(レーサーズカフェ)』が9月16日にオープンしました。恵比寿というとオシャレなカフェや会員制の飲食店が多い大人の街。
運営は無線LANルーターやネットワークカメラで有名なプラネックスコミュニケーションズです。
プラネックス関連のカフェテリアって? しかも、お酒のメニューもある!!(実はそっちが本命……、というわけではないと言い張っておきます。)
さっそく、私ナベコはレーサーズカフェに行ってきました。
■ロニー・ピーターソンが実際に着用したウェアが!!
店内入ってすぐに、F1のウェアが展示されていました。
それはなんと、70年代前半に最速のF1レーサーと言われた、ロニー・ピーターソンが実際に着用したウェア。ロニー・ピーターソンは伝統あるF1チーム『チーム・ロータス』で活躍しました。
↑ロニー・ピーターソンのウェアが貴重なコレクションとして展示されています。販売はしていません!
アイルトン・セナのヘルメットのレプリカも展示されています。セナは史上最速の選手として現在も名高いですね。
↑アイルトン・セナのヘルメットのレプリカ。チーム・ロータス時代のもの。
実はプラネックスコミュニケーションズでは、チーム・ロータスの日本正規代理店やサポートをつとめています。チーム・ロータスをモチーフにした正規グッズ、プラネックスコレクション(関連サイト)の販売も行なっています。
チーム・ロータスと関わりがあるからこそ、貴重なコレクションがあるわけですね。なるほど! プラネックスとレーサーズカフェの関連がわかりました。
■店内は70年代、80年代のF1がテーマ
↑背の高いテーブルが並んだ、落ち着いた雰囲気。ひとりでも気軽に立ち寄れそう。
↑入口付近の床にはジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのスタートラインのようなデザイン。ロニー・ピーターソンの“Ronnie”の文字。
↑F1のスケールカーの展示も。これらは、プラネックスコレクション。店頭での販売も行なっています。
↑レトロな形状のスケールカーで、見ているのがおもしろいです。
↑ショーラックにところせましと並んでいます。
↑チーム・ロータスのキャップ。
↑キャー! 黄色がステキッ!
↑チーム・ロータスのシャツ。数種類あります。
↑ボストンバッグ。たくさん入りそう。
↑アタッシュケースやトロリーケース。70年代、80年代のレーシングカーと同じアルミ製。
↑アタッシュケースはMac book Air 11インチがちょうど入る大きさ。
↑モニターには、70年代、80年代のF1レース画像などが流れます。エンジン音が店内に響くのが爽快。
↑装飾の絵もレーシングカー。
↑コースター。それぞれ、有名な選手が着用したヘルメットのイラスト。現在5種類ですが、今後種類を増やしたいとのこと。
↑コーヒーも本格的でおいしい! 秘密はエスプレッソマシンにあり。
↑コーヒーメニューを抽出するエスプレッソマシンは、イタリアの老舗ブランド“ラ・チンバリー社”製。眩しいほどの光沢が美しい。
店内に展示されている、プラネックスコレクションのスケールカー、キャップ、シャツ、バックなどは店頭で販売も行なっています。店頭でチェックしてウェブショップで買うのもいいですね。
■WiFi環境も〇。さすがプラネックス!
F1がテーマのオシャレなカフェということはわかりましたが、週アス的に気になるWiFi環境はどうでしょうか?
もちろんフリーWiFiがばっちり整っていました。
↑“racerscafe”のWiFiが立ちます。カフェを利用のときは自由に利用可能です。
USB充電器も完備されていました。
↑テーブルの下には、プラネックスのUSB充電器『充電大王』が設置されていました。USBポートが5つもあります。スマホやタブレットを充電しながら使えますね。
おや、あれはプラネックスの『カメラ一発!』ではないでしょうか。
↑店内を見渡せる場所に、プラネックスのネットワークカメラ『カメラ一発!』が設置されていました。防犯用です。
カフェでありながらも、デジタル環境が整い、プラネックスの製品が設置されているので、やはりプラネックス関連のお店だなぁとニヤリとさせられます!
■一番ロマンある時代のF1を堪能できる場所に
レーサーズカフェをプロデュースした富永和男さんにお話をききました。
1976年に日本で初めて富士スピードウェイでF1が開催されました。その時代の興奮を知っている人が、ゆっくりと楽しめるようなカフェテリアにできればと思っています。
70年代、80年代のF1はおもしろかった。最近のF1ももちろん良いですが、技術が進みすぎて、速く出すぎてしまう速度をかえって抑える工夫や、安全面が重視されるようになっています。レーシングカーの形状も、どれも同じようになってしまいました。70年代、80年代のレーシングカーは安全面などに問題はあったものの、どれもオリジナリティがある形状でロマンがありました。
ぜひ、お客様には70年代、80年代のF1を思い出してもらい、くつろいでもらいたいです。
なるほど。少し昔のF1をコンセプトにしたカフェは他にはないですよね。
私はあいにく70年代、80年代のF1を見ていた世代ではありませんが、当時のレーシングカーの形状はレトロな感じでかえって新鮮。当時からF1を興味深く見ていた人はもちろん、歴史を知らない人でも楽しめます! あと、店内で放送するF1レースのエンジン音をきいていると、なぜだか、クルマのマニアでなくても落ち着くんですよね。
↑Yeah! チーム・ロータスのキャップとシャツを着てみました。似合うでしょ。
70年代、80年代のF1の雰囲気を堪能できるレーサーズカフェ。今回は来たのがお昼でお酒は飲まなかったので、今度また来て、エンジン音を聞きながらゆっくりF1飲みをしようと決意した私でした。
■関連サイト
Racers' Cafe(レーサーズカフェ)
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