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iPhoneのカメラのピントと明るさを固定する撮影術

2013年09月16日 17時30分更新

 iPhoneを持つとカメラで撮影する機会がグンと増えますよね。なかには多機能なカメラアプリを使っている人もいることでしょう。でも標準のカメラアプリもなかなか優秀なんですよ。そんなカメラアプリで活用したい機能のひとつが「AE/AFロック」機能です。

 AEとは自動露出のことで、明るさを自動調整してくれる機能。AFはオートフォーカス、つまり自動でピントを合わせる機能です。カメラアプリでは、画面に映し出される場所をタップすると、その場所に明るさとピントが合うようになっています。ただ、極端に明暗が分かれている場所や、カメラから近いものなどを撮るときは、明るさやピントが合いにくいもの。そんなときは、AEとAFを固定して撮影にチャレンジしてみましょう。

画面の長押しで明るさとピントをロック
iPhoneカメラのピントと露出を固定
画面に映し出される特定の場所をロングタップします。すると、画面に「AE/AFロック」と表示されます。あとはこの状態で撮影するだけです

 

 使い方はいろいろありますが、明るさ固定に関するわかりやすい例をひとつ。左の写真は手前の被写体にピントを合わせていますが、背景が明るすぎるため、シルエットのみの状態になっています。右の写真は、被写体が明るく映るような場所でAE/AFをロックしてから撮影したもの。この例のときは、画面外にある少し暗めの木々の緑で固定してみました。こちらの写真は先ほどよりも被写体の陰影が表現されています。どこか少しふわっとした印象にもなりました。このように、明るさをコントロールするだけでも、写真の雰囲気をガラッと変えられます。

iPhoneカメラのピントと露出を固定

 

 機能を覚えたら、あとは撮るのみ! 自分好みの明るさで夕焼けを撮ってみるのも良し! 動きの早い被写体をAFロックで激写するのもひとつの使い方です。いろいろなシーンでiPhoneカメラの機能を試してみてください。

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